goo blog サービス終了のお知らせ 

さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

ボクはプラズマテレビを忘れない……

2014-01-17 21:26:00 | デジタル
一昔前だと、テレビを買うとなればまず液晶かプラズマかを選ぶところから始めるものだった。ところがオレがテレビ探しを始めて驚いたのは、今は液晶かプラズマかではなく、どの液晶を買うかと言うことだ。

オレの知らぬ間にプラズマテレビは衰退し、家電量販店においては展示すらされていない始末。あったとしてもかろうじて1台。それもそのはず。現行で販売されているプラズマテレビはパナソニックのVIERAだけで、それすらも撤退が決定しているので近々店頭から消えるとか。オレの考えでは画質に限って言えば圧倒的にプラズマ>>>>液晶だっただけに驚きだ。

一体敗因は何だったのだろうかとネットで情報を集めると、おおよそ以下の意見に集約される。

・画面が暗い
・商品電力が高い
・小型テレビに向かない
・生産コストが高い


と、まぁ概ねこのようなことが理由として挙げられている。ここで注意して欲しいのは、画質の善し悪しに触れていないことだ。画面が暗いというのはあるが、これは明るい家電量販店で液晶テレビと比較した際に感じる事で、実際に購入した人のレビューを見るかぎりそれほど気にする点ではないと感じた。

最終的には消費者が液晶を選んだということなのだろうが、その背景には低コストで利益率の高い液晶テレビを売りたいメーカー側の猛プッシュがあったと勝手に思っている。事実、現在4K液晶テレビを超高画質という触れ込みで大々的に売り出しているが、それで「ようやくプラズマに追いついた」と言われるくらいにプラズマの画質は優れている。

プラズマが優れていると言われるのには動きのある映像に強いということが挙げられる。液晶テレビはどうしても残像感があり、それを克服するために倍速や4倍速などの技術で補っているが、プラズマはそもそも残像感がほとんどない。よくブラウン管に近い映像と言われるが、長い年月を経て熟成したブラウン管の映像と比較されるくらい優秀だということがこの例えから汲み取ることができる。

しかし多くの消費者にとって画質はそこまで重要ではなく、パッと見は画面が暗くエコではないプラズマテレビは魅力的には映らなかったということだ。そもそもエコって何よ?年間の電気代がたかだか数千円違うくらいでエコって笑わせるぜ。そんなこというヤツに限ってエコカーとか買っちゃうんだろうね。そもそも車に乗らないって選択肢があるのにさ。

今やテレビなんて所詮は嗜好品。ネット・パソコンがこれだけ普及した世の中では決して生活必需品などとは言わせない。だからこそ画質を重んじる人に絶大な人気を誇るプラズマテレビの灯が消えるが残念で仕方ない。

まぁ、消費電力が高いのに付随して本体がかなりの熱を帯びるというデメリットもあるし、何よりも液晶テレビが進化して画質面でもかなり優秀になってきているというので致し方ない面もあるだろう。

そんなわけでこれから薄型の大型テレビを購入しようと計画している人は、倍速液晶や4Kなんかも良いけれど、是非とも最後のプラズマテレビも購入計画に加えてやって欲しいって話(´∀`)

Panasonic VIERA 地上・BS・110度 CSデジタル ハイビジョンプラズマテレビ 55v型 TH-P55GT60Panasonic VIERA 地上・BS・110度 CSデジタル ハイビジョンプラズマテレビ 55v型 TH-P55GT60

パナソニック 2013-04-26
売り上げランキング : 47346

Amazonで詳しく見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿