そんなわけで今回は真富士山・登山編だ。
真富士山は第一真富士山と第二真富士山とがあり、登山口から1時間ほどで着くヲイ平が分岐になっている。標高は第二の方が高いが展望は第一の方が良いというので、今回は第二登ってから稜線伝いに第一に行ってそこで昼飯を食べる計画だ。
ところがだ、30分ほど登ると岩場のある谷間で登山道を見失う。このまま谷間を登れば良いかと思い少し進むが、明らかにこの道では無い。すぐ戻っても良かったのだが、このまま岩場を伝って行けば稜線に出られるんじゃないかと考えひたすら登る。
それから30分以上は登っただろうか?手元にあるSUUNTOの高度計は1300m以上を表示している。どうやらもうすぐ稜線に出られそうだ。
しかし、もう少しというところで高さ15mはあろうかという岩壁に行く手を阻まれる。ほぼ垂直にそびえ立つその岩壁を登る術を知らないオレは立ち尽くす。その岩壁を超えれば稜線が見えるであろうだけに悔しい。
ここで引き返そうかと思ったのだが、岩壁の左手に迂回できそうなルートを発見する。ただそれでも岩壁を5mほどは登らなくてはならない。岩壁と言っても迂回ルートは純粋に岩だけではなく、所々草木が生えているので5mくらいなら登れないこともなさそうだ。
そこで一大決心をしてフリークライミングに挑戦!!もし1人じゃなかったら絶対に登らないだろうね。まず止められるだろうし。
クライミングの心得がある人ならたいしたことないだろうが、ほぼ初心者のオレには緊張が走る。慎重に1つ1つ手のかける場所、足場などを確認しながら登っていく。それほど高くないとはいえ、下は岩場なので落ちたらただでは済まない。途中緊張で手足が震えたよ、マジで。
そんなこんなありながらも何とか迂回ルートを登りきり樹林帯に入る。もちろんここも登山道では無いので道無き道を這いながら登る。そして登って分かったのが、稜線まではまだしばらくありそうだということだ。
結局この道も途中で行き詰まり、気力が途切れたので引き返すことに。先ほどの岩壁を下りることは叶わないので今いる道をひたすら下る。
そうするとまた別の岩場のある谷間に出たのでそこを下る。途中、「本当にこの道で平気なのか?」と自問自答しながら進んでいくと、なんとケルンを発見。今まで何度となくケルンを見てきたが、これほど心から安堵するケルンは初めてだよ。
そしてそのまま下るとケルンが示すように、登りの時に見た風景に戻ることが出来た。
まだ11時前なのでここから山頂を目指すことも出来たのだが、午後からの天気の崩れが不安だったのと、何より気持ちが途切れたのでそのまま下山。結局11時には登山口に辿り着いた。
結果としては山頂を踏めずに敗退というところだが、非常に充実した時間だった。登山道では無い道を行く時の冒険心の掻き立てられようは中々味わえない貴重な体験だった。と同時に、最初に登山道を切り開いた人たちへの畏敬の念を抱いたね。
そして帰りには真富士の里で真富士そばを食べる。これが予想外に美味くてビックリした。この蕎麦を食べるだけでも来る価値ありってなもんだよ。
そんなわけで今回は真富士山の話を書いたわけだが、充実したとはいえ山頂を踏んでないのは事実。いずれ近いうちにリベンジしに行くよって話(´∀`)
真富士山は第一真富士山と第二真富士山とがあり、登山口から1時間ほどで着くヲイ平が分岐になっている。標高は第二の方が高いが展望は第一の方が良いというので、今回は第二登ってから稜線伝いに第一に行ってそこで昼飯を食べる計画だ。
ところがだ、30分ほど登ると岩場のある谷間で登山道を見失う。このまま谷間を登れば良いかと思い少し進むが、明らかにこの道では無い。すぐ戻っても良かったのだが、このまま岩場を伝って行けば稜線に出られるんじゃないかと考えひたすら登る。
それから30分以上は登っただろうか?手元にあるSUUNTOの高度計は1300m以上を表示している。どうやらもうすぐ稜線に出られそうだ。
しかし、もう少しというところで高さ15mはあろうかという岩壁に行く手を阻まれる。ほぼ垂直にそびえ立つその岩壁を登る術を知らないオレは立ち尽くす。その岩壁を超えれば稜線が見えるであろうだけに悔しい。
ここで引き返そうかと思ったのだが、岩壁の左手に迂回できそうなルートを発見する。ただそれでも岩壁を5mほどは登らなくてはならない。岩壁と言っても迂回ルートは純粋に岩だけではなく、所々草木が生えているので5mくらいなら登れないこともなさそうだ。
そこで一大決心をしてフリークライミングに挑戦!!もし1人じゃなかったら絶対に登らないだろうね。まず止められるだろうし。
クライミングの心得がある人ならたいしたことないだろうが、ほぼ初心者のオレには緊張が走る。慎重に1つ1つ手のかける場所、足場などを確認しながら登っていく。それほど高くないとはいえ、下は岩場なので落ちたらただでは済まない。途中緊張で手足が震えたよ、マジで。
そんなこんなありながらも何とか迂回ルートを登りきり樹林帯に入る。もちろんここも登山道では無いので道無き道を這いながら登る。そして登って分かったのが、稜線まではまだしばらくありそうだということだ。
結局この道も途中で行き詰まり、気力が途切れたので引き返すことに。先ほどの岩壁を下りることは叶わないので今いる道をひたすら下る。
そうするとまた別の岩場のある谷間に出たのでそこを下る。途中、「本当にこの道で平気なのか?」と自問自答しながら進んでいくと、なんとケルンを発見。今まで何度となくケルンを見てきたが、これほど心から安堵するケルンは初めてだよ。
そしてそのまま下るとケルンが示すように、登りの時に見た風景に戻ることが出来た。
まだ11時前なのでここから山頂を目指すことも出来たのだが、午後からの天気の崩れが不安だったのと、何より気持ちが途切れたのでそのまま下山。結局11時には登山口に辿り着いた。
結果としては山頂を踏めずに敗退というところだが、非常に充実した時間だった。登山道では無い道を行く時の冒険心の掻き立てられようは中々味わえない貴重な体験だった。と同時に、最初に登山道を切り開いた人たちへの畏敬の念を抱いたね。
そして帰りには真富士の里で真富士そばを食べる。これが予想外に美味くてビックリした。この蕎麦を食べるだけでも来る価値ありってなもんだよ。
そんなわけで今回は真富士山の話を書いたわけだが、充実したとはいえ山頂を踏んでないのは事実。いずれ近いうちにリベンジしに行くよって話(´∀`)
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リベンジ期待してるけど、あまり無理はしないでくれよ。
次回は登山道を外さずに慎重に行くよ(´∀`)