第二種電気工事士の技能試験を受けてきたわけだが、今回はオレの技能試験対策方法を紹介させていただきたいと思う。
技能試験とは実技のことで、予め主催者が公表している13の候補問題の中から1つが試験で出題される。
出される問題は都道府県毎で異なり、静岡では7番が出題された。試験直前までどの問題が分からないので、13の問題全てを練習しておくのがベストな対策だ。
13の問題をどうやって練習するの?部材はどうするの?普通の人の家にはそんな部材ないよ?
当然ながらそういった疑問が出てくるわけだが、そこは自腹を切って試験問題と同じ部材を用意する必要がある。13の候補問題全てに対応している練習キットというのが販売されていて、これが20,000円弱する。
さらに工具も必要になるので、合わせて30,000円くらいは覚悟してほしい。試験を受けるだけで結構なお値段がかかるが、これがないと始まらないので仕方ない。
しかし、だ。「そんなお金は出せないよ」って人に朗報がある。それが今回オレが紹介する練習方法だ。
その練習方法とは「ひたすらYouTubeを見る」だ!!
そう、今回オレは技能試験を受けるにあたり、13ある候補問題を一つも組み上げることはなく「日本エネルギー管理センター」の技能試験対策動画をYouTubeでひたすら見るという選択肢を取った。
【令和4年度対応!】第2種電気工事士技能試験 公表問題No,1 作業解説
試験前日の夜8時くらいから試験当日の朝9時くらいまで、途中仮眠をとりつつひたすらYouTubeを見続けた。ただこれだけだ。実際に手を動かしたのはランプレセプタクルの輪っか作りくらいだね。
まぁ、本当は前日まで全く勉強せずに苦し紛れの一夜漬けをしただけってのが真相なのだけれどね。
ただ、この勉強法はマジでオススメだ。というのも、「日本エネルギー管理センター」の技能試験対策では複線図を書かずに組み上げる方法を取っていて、これが実に効率的で時間短縮出来るんだよね。
今回オレは時間がなかったため13ある動画を2倍速で2週したが、2週間前から等倍速で1日2本の動画をじっくり見ればほぼ間違いなく手順を覚えることは出来るだろう。
中には実際に手を動かさないと不安だよっていう人もいるだろう。そういう時はホームセンターで1.6mmのVVFケーブルを3〜5mくらい買ってケーブルの剥ぎ取りとランプレセプタクルの輪っか作りをすれば問題ないだろう。これなら部材は2,000円以内に抑えることができる。
もちろんこの方法が著しく間違っていることは自覚している。
しかしそれでも良いんじゃないかというくらいに「日本エネルギー管理センター」の動画が素晴らしい。この動画通りにやれば13の候補問題のどれが来ても焦ることなく時間内に完成させることが出来るだろう。
オレはさすがに時間がなさすぎて、7番の候補問題を40分ギリギリでなんとか完成させたレベルだが、一週間前からしっかりと動画を見ていればもっと余裕を持って出来たであろうことはここに記しておく。
そんなわけで、第二種電気工事士の技能試験を受ける際に「どうしてもお金を出したくないよ」って人は上記の方法を試してみてはいかがだろう。ただ、実際に候補問題を組み上げるのがベストな方法だってのは忘れないでおいてくれって話。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます