モンスター。チョイ悪モンスター

ファッション / 2015-12-26 18:17:00

チョイ悪モンスター。それは静岡が生んだ稀代の怪物。元々はアメカジファッションを主とするスタイルだったのが、神の目を盗みチョイ悪という禁断の果実を食す事で生まれ変わったモンスターだ。

彼の事は当ブログで散々紹介してきたので殊更説明する必要もないだろうが、まだ知らない人は是非とも過去記事を読んでみて欲しい。

＜過去記事＞〜チョイ悪モンスターの歩み〜

そんな彼と年に数回会い近況報告するのだが、その際に必ずと言ってよいほど新アイテムを持参してきてくれる。オレからしたらほぼ完成したかに見えるのだが、そこからさらに手綱を緩めずに進んでいく姿勢は本当に見習うところが大きいね。

今回の新アイテムは全部で3点。もちろんどれも珠玉の品々だ。

まずはETTINGERの長財布。

以前彼はValextraの白い折りたたみ財布を使用していたのだが、今回はついに長財布へとステップアップ。しかも小銭入れ無しの札入れのみタイプ。もちろん小銭入れは別途購入済みだ。

オレが知る限りではValextraの財布は決して古くなっている感じではなかったが、やはり長財布への思いが強かったのだろう。黒という色を選んだあたりにも強いこだわりが感じられる。Whitehouse CoxではなくETTINGERってのも彼らしいと言えるだろう。

次にChurch’sのConsul。

前々から黒のキャップトゥが欲しいと言っていて、今回ついにそれをゲットしたってわけだ。しかも購入店が表参道Church’s旗艦店ってんだからね。正直今やネットでいくらでも安く買うことが出来る中で、あえて旗艦店で購入するのが彼のこだわり。一流の男は一流の買い方を知る。まさにその好例だろう。

候補としてはこのConsulの他にCrockett&JonesのAudleyがあったのだが、若干ロングノーズが気になり、よりクラシックなConsulの軍配が上がったとか。現007のダニエル・ボンドではCrockett&Jonesを使用しているためかなり迷ったらしいが、そこはやはり自分の信念を優先した。さすが僕らのチョイ悪モンスターだね。

そして最後はBRUNOのオーダースーツ。

「ん？BRUNOって聞いたことないぞ？」と訝しむ貴方。安心して欲しい。BRUNOはあのGiottoが手がけるスーツ専門店で、井田さんが担当しているらしい。今まではGiottoでもオーダースーツを扱っていたが、この店はスーツに特化することでより細部まで拘ることが出来て、さらに値段も抑えられているという。これらは全てチョイ悪モンスターからの話だけどね。

最もシンプルに収めれば5万円ほどでオーダースーツを作ることが出来るというので、これはたしかに安いね。いわゆるツープライス店でもちょっと良い生地を使っていると4万とかするからね。

写真では分かりづらいが、ブルーのシャドーストライプに本切羽・雨降り袖のナポリ仕立て。生地はイタリア製のCANONICOを使用。やはりチョイ悪モンスターは期待を裏切らない。

会うたびに進化を続けるチョイ悪モンスター。今後も彼から目を離すことは出来ないよって話(´∀｀)。

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