今さらながらマイケル・サンデルの「ハーバード白熱教室」をYouTubeで見ている。少し前に「これからの「正義」の話をしよう」が流行ったので知っている人は多いと思う。
マイケル・サンデルは哲学者・政治哲学者という肩書らしく、この「ハーバード白熱教室」の内容は哲学そのもの。トロッコ問題に代表するあらゆる選択困難な問題を提示し、過去の哲学者の考えを引用しつつ生徒を交えて考えていくというスタイルだ。
この動画が面白いのは生徒たちの様々な意見が聞けるところにある。それもまだ20歳前後の人達がこれほどしっかりと考えを持っていることに驚かされる。やっぱり頭良い人はいるんだね。
本だけで知識を得るのとは別に他者と意見を交わすのは重要だということがこの動画を見ていると感じる。ソクラテスも釈迦も対話を重んじていたしね。
結局のところ人の行動原理には理屈では説明できない不条理なところがある。これは理屈という概念が後付なので当然だ。そのあたりを分かりやすくしてくれるのがこの動画だろう。
物事の是非を結果に求めるのか?行動そのものに求めるのか?どちらも正しいように思うし、間違っているようにも思う。大事なのはバランスで、どちらかに偏らないということ。そう考えると釈迦の考える中道という思想が良いのだろう。まぁ、中道とはそんな単純なものではないのだろうけど。
これとは少し毛色が違うが、オレの好きな本にダン・アリエリー著「予想どおりに不合理」という本がある。
この本は、人が下す決定が時にどれほど不合理かということを、あらゆる事例を出して解説してくれる。そして不合理な中にも一定の合理的説明がつくよと教えてくれる。この本も面白いから興味があれば是非とも読んでほしいって話。
マイケル・サンデルは哲学者・政治哲学者という肩書らしく、この「ハーバード白熱教室」の内容は哲学そのもの。トロッコ問題に代表するあらゆる選択困難な問題を提示し、過去の哲学者の考えを引用しつつ生徒を交えて考えていくというスタイルだ。
この動画が面白いのは生徒たちの様々な意見が聞けるところにある。それもまだ20歳前後の人達がこれほどしっかりと考えを持っていることに驚かされる。やっぱり頭良い人はいるんだね。
本だけで知識を得るのとは別に他者と意見を交わすのは重要だということがこの動画を見ていると感じる。ソクラテスも釈迦も対話を重んじていたしね。
結局のところ人の行動原理には理屈では説明できない不条理なところがある。これは理屈という概念が後付なので当然だ。そのあたりを分かりやすくしてくれるのがこの動画だろう。
物事の是非を結果に求めるのか?行動そのものに求めるのか?どちらも正しいように思うし、間違っているようにも思う。大事なのはバランスで、どちらかに偏らないということ。そう考えると釈迦の考える中道という思想が良いのだろう。まぁ、中道とはそんな単純なものではないのだろうけど。
これとは少し毛色が違うが、オレの好きな本にダン・アリエリー著「予想どおりに不合理」という本がある。
この本は、人が下す決定が時にどれほど不合理かということを、あらゆる事例を出して解説してくれる。そして不合理な中にも一定の合理的説明がつくよと教えてくれる。この本も面白いから興味があれば是非とも読んでほしいって話。
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