きっかけは何かのサイトで偶然見かけたハイレゾの記事。ハイレゾというのはハイレゾリューションの略で、高解像度の音源の事を指す。映像でいうところのハイビジョンみたいなものだ。
フルハイビジョンが一般的に1,920×1,080ピクセルと呼ばれているように、ハイレゾはCD以上の音源であることが定義とされている。まぁ、これには色々と解釈があるのだけれど、日本オーディオ協会が定めたハイレゾの定義は以下の通りだ。
【アナログ系】
(1)録音マイクの高域周波数性能:40kHz以上が可能であること
(2)アンプ高域再生性能:40kHz以上が可能であること
(3)スピーカー・ヘッドフォン高域再生性能:40kHz以上が可能であること
【デジタル系】
(1)録音フォーマット:FLAC or WAVの96kHz/24bit以上が可能であること
(2)入出力インターフェイス:96kHz/24bit以上が可能であること
(3)ファイル再生:FLAC/WAVの96kHz/24bitに対応可能であること (自己録再機はFLAC、またはWAVのどちらかのみで可とする)
(4)信号処理:96kHz/24bit以上の信号処理性能が可能であること
(5)デジタル・アナログ変換:96kHz/24bit以上が可能であること
(6)生産若しくは販売責任において聴感評価が確実に行なわれていること。各社の評価基準に基づき、聴感評価を行ない、ハイレゾに相応しい商品と最終判断されていること
と、中々にハードルの高いハイレゾへの道だが、別にハイレゾ再生が目的ってわけではないので別に気にすることもない。幸いオレの持っているTonePort UX1は96kHz/24bitに対応したオーディオインターフェイスなので、第一段階はクリアしている。しかしながらスピーカーは20年以上前のものなので高域再生性能を満たしてはいないだろう。ヘッドホン然りだ。
ちなみにハイレゾなどと謳って我が物顔で雑誌やネットで持て囃されているが、もう10年以上前から同スペックのSACDがあるのだけれどね。あと、DVD-Audioなんてのもあったよね。今になってハイレゾなどといっているのは、パソコンを介して簡単に再生可能になったからだろう。SACDなんて専用プレーヤーだけで最低5万とかはした記憶あるしね。
そんなわけで今回はとりあえずハイレゾとはどんなもんかの話。次回はパソコンで良い音を聞く方法を話すんだってばよ(´∀`)
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