さよならteacup

ゴアテックスのソフトシェル?

前回レインウェアについて少し書いたが、今回はその続き。

今やネット社会で、海外から手軽に個人輸入できる時代になった。オレも海外サイトを大いに活用させていただいている。そこで今回もレインウェアを海外から購入しようじゃないのって話。

とは言っても海外からの送料はかなり高く付く。いくら商品が安くても送料込みでは国内で買うのと大差ないでは意味が無い。

そんな中、英国のAmazonで非常に良い商品を見つけた。バーグハウスのゴアテックスを使用したサンダーシェル・ジャケットだ。送料込みでも国内定価の半額程度と格安のジャケット。ゴアテックスの文字が逞しいじゃないの。

これはと思い早速購入。送料がチョイ高めになるがAmazonGlobal Priorityで注文。なんと5日後には商品が手元に到着。これは素晴らしいスピードだね。

しかし、ここで問題発生!!

このサンダーシェル・ジャケット。なんとゴアテックスにも拘わらず剥き出しのファスナーが止水加工されていないじゃないの!!つまりはいくら生地が雨を弾いてくれたとしてもファスナー部分からの浸水は必至というわけだ。

なぜ?なぜゴアテックス商品なのにこのような仕様になっているのだろう?色々と調べていくうちに分かった事がある。それはアウターにはソフトシェルハードシェルという2つの分類があるということだ。

よく目にする言葉だが、今まで特に気に止めたことは無かった。シェルという言葉には一番上に着るアウターという意味があるらしい。ソフトシェルとハードシェルの違いを簡単にいうと、完全防水か否かという事だ。

そしてオレが購入したサンダーシェル・ジャケットはソフトシェルの分類になるのだろう。そうなると、さらに疑問が発生。ゴアテックスとは完全防水が売りの素材だろうに、それをソフトシェルという形にしてしまうのは勿体なさ過ぎないか?あらかじめソフトシェルとして使うのなら、なにもゴアテックスである必要は無く、その他の防水透湿素材で十分だと思うのだが?

ゴアテックスのソフトシェルという製品自体がゴアテックスの理念に矛盾している。いや、そもそもゴアテックスにそんな理念は無いのか?

せっかく購入したサンダーシェル・ジャケットはお蔵入り。そのままオークションにでも出すか、タウンユース・ジャケットとして着るかだな。ジャケット自体のシルエットは気に入ってるので、ちょっとした雨にも対応できるアウターとして着るのは全然ありだね。

そんなわけでみんなもゴアテックスを使用しているからと言って、その製品自体が完全防水などと盲信しないように気をつけてくれって話(´∀`)


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