おかしな話なんだけれど、FP2級の実技試験は全部で5つの中から1つ選ぶ方式になっている。そもそも実施団体が2つあるってのもおかしな話なんだけれどね。
FP協会の実技は資産設計提案業務の1つだけ。一方きんざいでは個人資産相談業務、中小事業主資産相談業務、生保顧客資産相談業務、損保顧客資産相談業務の4つから選ぶことができる。
といっても、資産設計提案業務と個人資産相談業務と生保顧客資産相談業務を選ぶ人が圧倒的に多く、中小事業主資産相談業務、損保顧客資産相談業務を選ぶ人はほとんといないのが実情だ。
FP協会の資産設計提案業務は6つの分野から満遍なく出題されるのが特徴だ。その内容も広く浅くといった感じになっている。
きんざいの方は個人資産相談業務だとライフ・金融資産・タックス・不動産・相続の5つの分野から出題される。リスク管理からは出題されない。
内容もより実務的な計算が必要なものが多く、資産設計提案業務よりも深い知識が必要な印象だ。
生保顧客資産相談業務ではライフ・リスク管理・タックス・不動産・相続の5つが対象で、金融資産から出題されない。こっちもFP協会の資産設計提案業務より実務的な計算が必要になってくる。
3級ではFP協会の資産設計提案業務を選んだのだが、今回の2級ではきんざいの個人資産相談業務で試験を受けることにした。
理由は2つ。
きんざいの方が細かい計算が要求され、実際に役立つ知識が手に入りそうだから。
もう一つは純粋に問題を解いていて楽しいから。
とりわけ2つ目の理由は結構重要で、基本的に面白くない資格勉強で楽しいというのは貴重だ。しかも資産設計提案業務の過去問を3年分ほど解いたところ、いずれも7割ほどの点数を取ることができた。
試験2ヶ月前のこの時期に7割取れているのはかなりでかい。このまま勉強していけば実技に関しては問題ないだろう。
そんなわけで5月の試験ではサクッと2級を取得して、1級も視野に入れていこうかねぇって話。
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