迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

夕焼けを歩く。[052・沖縄彷徨]

2009年10月13日 | 旅する。
10月13日 火曜日 南大東島



南にあるという展望台から日没でも見ようかと、サトウキビ畑の中を歩いていく。



ゆるやかな傾斜、畑の上の空、虫や鳥の声。



南国的なダイトウビロウ、日本的なリュウキュウマツ。



日は沈みながら、空を染めていく。



結局、日の丸山展望台に着いたのはちょうど6時で、日没は見逃した。



釣瓶落としに暮れて行く道を帰る。



那覇から帰られたおかみさんが掃除中で、挨拶する。



夕食はもうひとつの居酒屋〈ちょうちん〉で、生ビール400円、とんかつ定食700円、刺身(梅)500円もつけて計1600円。



地魚ナワキリは台風の影響であがっていないそうだ。



深夜、ブログを6本投稿。

海軍棒[051・沖縄彷徨]

2009年10月13日 | 旅する。
10月13日 火曜日 南大東島



9時過ぎ、探検というか散歩へ。

ホテルよしざと前を真っ直ぐ行ってみる。沖縄電力社宅付近でカーブを切り、旧機関車庫前に戻った。単なるループの道で遠回りしただけ。

なぜかこういう道が在所集落にはけっこうある。



ふるさと文化センターは昨日が月曜なのに祝日開館したため本日は休館。

あちゃー。



〈A-COOP〉で大東寿司、昨日はなかった松田そうざいの8貫500円と、ふじ食堂のジューシー、フライドチキン、ポークたまごのパック250円を購入して帰る。

結局はただの買い物かい。



早めのランチにして、長い休憩をとる。



つまり、昼寝。



3時過ぎに島の東へと探検に出発。

月見橋、旧空港への分岐、大東寺の跡、闘牛場の跡。



東側の幕(はぐ)を越える。

南大東島は(北もだが)サンゴ礁がラグーン、リーフごと隆起した島で、その元リーフが防御壁のように島の外周を囲み、中央部の元ラグーンは盆地のようになっていて、大きな池が散在している。

この盆地を守るように囲む元リーフの外周高台を幕(はぐ)と呼び、「はぐ」は方言で「歯茎」のことらしい。



北に行けば新空港という分岐を南にとってしばらく行くと、「海軍棒」の標識を見つけた。


海軍棒は、開拓前に日本海軍が島を測量した際に棒を打ち込んだことに由来する地名とか。

ここには岩場を彫り込んだ海水プールがある。

写真では満潮かつ波しぶきでよくわからないかな?



「大平洋で泳ぐ気分」
だそうだが、今の状態では
「大平洋で溺れる気分」
を満喫する羽目になりそうだ。