迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

夕闇に。[071・沖縄彷徨]

2009年10月17日 | 旅する。
10月17日 土曜日 南大東島→北大東島



公園からは夕日がよく見えるはずなのだが、まだ雲は厚く、夕闇が迫ってきた。



5時11分、船が出港していった。



玉置半右衛門の碑を見て、宿に戻る。



ザック、Tシャツ、短パン、地図etc.、濡れたものを干す。



シャワーを浴び、携帯を充電し、テレビでニュースを見る。



楽天が連勝したようだ。



夕食は食堂で天ぷら、刺身、コンビーフチャンプルー、味噌汁など。



Fマリノス、ロスタイムに勝ち越しゴールで勝ち点3。



そろそろJリーグも大詰めだ。

廃墟ゆえに。[070・沖縄彷徨]

2009年10月17日 | 旅する。
10月17日 土曜日 南大東島→北大東島



港へ降りていく。



左手には巨大な廃墟、埠頭では釣りをする人々。



廃墟は燐鉱石貯蔵庫跡だった。

珊瑚が固まった石灰岩に刻まれた階段を登る。



廃墟は廃墟ゆえに美しいのかもしれない。



港から石段を上がると公園になっていて、東屋で足とサンダルを洗う。



公園の中心にはこの島が日本領だと主張する国標が立っていた。

太鼓の響き[069・沖縄彷徨]

2009年10月17日 | 旅する。
10月17日 土曜日 南大東島→北大東島



夕方にかけて降水確率が下がっている予報を信じて出かけてみる。



とりあえず集落の中心へ。

幼小中学校、その前の道に信号、JAの売店、村役場。



ゲートボール場、農村公園、スポーツセンター。



東屋で休んでいたら、太鼓の音が聞こえてきた。



離島振興総合センターなる建物で、子どもたちが練習中していた。



雨が時々大降りになる。



大東宮、赤池。



雨がひどくなり、南側の道から回り込むように戻っていくことにする。



分岐から、幕上を上ってこえる。



雨が時々小やみになる。



やがて灯台が見えた。



雨がやんだので、調子に乗って西港へ。

雨のハマユウ荘。[068・沖縄彷徨]

2009年10月17日 | 旅する。
10月17日 土曜日 南大東島→北大東島



〈ハマユウ荘うふあがり島〉は第三セクター系の宿らしいのだが、デザイナーズマンションっぽいコンクリート打ち放しで、島の風情とはやや違和感が漂う。



1泊2食付きで8950円、今のところ沖縄で自腹で泊まった宿のなかではいちばん高額である。



部屋は広く、高台からの景色もいい。

つい自前のコーヒーを淹れそうになったが、部屋にはコーヒーや緑茶のセットもお湯のポットもあって、とりあえず朝の1杯をいただく。



11時半、外出の支度を整えて中2階の食堂へ。

けっこうな雨が降っている。

日替わりランチ850円はハンバーグで、刺身もつくあたりがさすがに大東島。



雨はまだ降り続きそうだ。



とりあえずは昼寝だな。

南から北へ[067・沖縄彷徨]

2009年10月17日 | 旅する。
10月17日 土曜日 南大東島→北大東島



7時5分に港湾業務課から電話がある。
「8時に出港、10分前までには集合」

島では船の時間は変わりやすいのだ。



コーヒーを飲む時間はなさそうだ。packingをして、7時30分過ぎ、宿のクルマで港まで送ってもらう。



西港ではまだコンテナを下ろす作業が続いていた。



小雨のなか、荷物と一緒にひとりでクレーンに吊られて乗船。



南大東島から北大東島までの約1時間、甲板からずっと海を見ていた。



9時25分、北大東島にまたまたクレーンで吊られて上陸。



あと2島。



雨が大粒になった。



とりあえず港湾事務所に向かい、帰りの那覇までの切符を買っておこう。



歩きながら宿に迎えのクルマをお願いする電話をしている最中に、
「乗っていきますか?」
と声をかけられた。

雨のなかを歩く人間はほうっておけない、そんな感じだった。



事情を話して港湾事務所まで乗せてもらう。



港湾事務所で那覇までの切符を5540円で購入、18日の3時か4時か、港はどこか、携帯に連絡してくれることになる。



やがて今日の宿〈ハマユウ荘うふあがり島〉のクルマが来てくれた。