今日も涼しかったですね。
さて 伊坂幸太郎の「アイネクライネナハトムジーク」を読みました。
ヘビー級のボクサー小野は、世界チャンピオンになるが
その後すぐにチャンピオンベルトを奪われる。
そんな小野と小野の周りの人々、そしてその人々と関わる人たち。
6つの短編は、読み終わってみると小野の周りにできた波紋のようにも感じる。
その波紋は綺麗に広がっていて、そして波紋の元である小野の言動に影響されている。
そして物語には「斉藤さん」なる人物が出てくる。
迷ったり傷ついたりしたものたちに路上の「斉藤」が
彼らの気持ちにピッタリの曲を聞かせる。
もともとこの作品は斉藤和義による
曲の歌詞を書いてもらいたいという依頼から始ったらしい。
「作詞はできないので小説を書くことならば」ということで短編が書かれた。
「出会い」をテーマに・・・
私たちの周りには、無限に出会いが転がっているようでもあるが
例えば恋愛的にお付き合いする原因が
「廊下の角を曲がったらぶつかってしまい・・・」とか
「落としたハンカチを拾ってもらって・・・」とか
いうベタな出会いであることはまずない。
それは出会いがベタだからというより、
そういう出会い自体が皆無に近いからかもしれない。
本書では、伊坂幸太郎の暖かいユーモアが随所に散りばめられており
職場で読みながら、突発的に噴き出しそうになるのを抑えるのにとても苦労した。
そして読み終えると、かなり幸せな気持ちになっていた。
考えてみれば、出会いは目の前に無数に転がっており
それを活かすのも殺すのも自分の行動次第なのだ。
と、かなり前向きな気持ちなってしまうくらいの幸せ・・・かな。
いがぐりおも 幸せになれる小説っていいと思う?
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
さて 伊坂幸太郎の「アイネクライネナハトムジーク」を読みました。
アイネクライネナハトムジーク | |
伊坂 幸太郎 | |
幻冬舎 |
ヘビー級のボクサー小野は、世界チャンピオンになるが
その後すぐにチャンピオンベルトを奪われる。
そんな小野と小野の周りの人々、そしてその人々と関わる人たち。
6つの短編は、読み終わってみると小野の周りにできた波紋のようにも感じる。
その波紋は綺麗に広がっていて、そして波紋の元である小野の言動に影響されている。
そして物語には「斉藤さん」なる人物が出てくる。
迷ったり傷ついたりしたものたちに路上の「斉藤」が
彼らの気持ちにピッタリの曲を聞かせる。
もともとこの作品は斉藤和義による
曲の歌詞を書いてもらいたいという依頼から始ったらしい。
「作詞はできないので小説を書くことならば」ということで短編が書かれた。
「出会い」をテーマに・・・
私たちの周りには、無限に出会いが転がっているようでもあるが
例えば恋愛的にお付き合いする原因が
「廊下の角を曲がったらぶつかってしまい・・・」とか
「落としたハンカチを拾ってもらって・・・」とか
いうベタな出会いであることはまずない。
それは出会いがベタだからというより、
そういう出会い自体が皆無に近いからかもしれない。
本書では、伊坂幸太郎の暖かいユーモアが随所に散りばめられており
職場で読みながら、突発的に噴き出しそうになるのを抑えるのにとても苦労した。
そして読み終えると、かなり幸せな気持ちになっていた。
考えてみれば、出会いは目の前に無数に転がっており
それを活かすのも殺すのも自分の行動次第なのだ。
と、かなり前向きな気持ちなってしまうくらいの幸せ・・・かな。
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