写真の女性たちを見て、何を思う?
50代後半であろう、この女性たち。
JR宝塚線の快速で宝塚駅から尼崎駅の5駅、およそ20分間、
入り口を取り囲んで話しに夢中になっていた。
電車を降りたい人から「すみません。」と、何度言われようが、お構いなし。
電車に乗りたい人が一人ずつしか乗れなくて迷惑そうにしていようが、お構いなし。
その乗車口に人の列ができて最後まで締められなかろうが、お構いなし。
尼崎の自分たちが下りるまで、ずっと入り口を占拠していた。
宝塚線を知っている人なら、誰でも驚く。
5駅とも女性の占拠していた側が乗降口だから。。。
世の中にはいろんな人がいる。
何不自由ない身体を持ちながら、自分のことですら満足にできない人、
知らない内に人に迷惑をかけている人、社会性の無い人が普通に生きている。
そして、こういう人も他人に対して、いかにもまっとうそうな意見を言ったりする。。。
「他人にどう思われようと平気。」
それは自分らしく生きるために大切なこと。
でも、人に迷惑をかけてもいいという自由はありえない。
「自由とは自分が手を振り回しても他の人に迷惑をかけない。そういうものだ。」
誰かが言ったのを思い出す。
年をとったから人間ができるとか、社会性が身に付くとか、そういうことは全くない。
とんでもない年配の人もいっぱいいる。
逆に、素晴らしい若者もいっぱいいる。
人のことを言う前に、まず自分をよく見ないといけないな。
自分が自由の意味をわかっているのか、
誰かに迷惑をかけていないか、
自分の都合の良い時だけ周りを利用してないか、
できないことを他のことの所為にしてないか、
などなど。。。
思い当たることがあれば、自分を変えないとな。
だって、誰も自分に何も言ってくれないもんな。
質の良い人はそんな自分からただ離れて行くだけだもんな。