岸田首相の「まやかし」手法は止むことがありません。
彼は、NPT再検討会議の演説で「被爆地・広島出身の首相として、現実的な歩みを一歩ずつ進めていかなくてはならない。わが国はNPTの守護者としてNPTをしっかりと守り抜く」とかっこよく強調しました。しかし、核兵器禁止条約(TPNW;批准66国、署名86国/2022年6月現在)には一言も触れず、「核のない世界」を願う被爆者からは不満の声が上がり、被爆国でありながらTPNW会議にはオブザーバー参加すらしていません。言っていることとは裏腹に実際の行動が伴っていません。まさにパフォーマンスだったのでは?「真の核廃絶を目指すNPT加盟国の人たちには、「何のための演説」と思ったのではないでしょうか? 彼が外遊に使用する専用機の一回当たりの費用は2億円余りといわれていますが、もちろんこの出費は国民の税金からです。
彼は8月10日に「内閣改造」を行うそうです。首相在任1年もたたないのに早くも3回目になります。何故慌てて「内閣改造」を行うのか、理由は明白です。「旧統一教会」と自民党との関係があらわになり大騒動中、早く国民の目をそらし党内の基盤を固めるためです。自分たちの悪行の露見を恐れ、本来の趣旨を無視してことを進めるのはやはり「まやかし」手法です。
彼は良く「丁寧に人の話を良く聞く」を何度も口にしますが、それは「聞くだけ」、様々意見を交わしてより良い術を見出すのが「民主主義」ですが、反対的な意見を聞き入れているようすはありません。「あたり」はやわらかでも、実は「慇懃無礼」、自分のやりたい通りにやる。国民を「フェイク」で煙に巻いた強面の前安倍首相よりも狡猾にみえます。
「旧統一教会やコロナ対策」で批判が沸き上がっていますが、最近の世論調査でも彼の支持率が50%を超えています。旧統一教会問題では自分だけをカヤの外に置き真相究明には乗り出さず、コロナ対策では「やるやる」と言いながら現状を是認、すでに7波を迎え、1日の感染者数が世界で1位になり(希望者全員の検査をしている先進国と患者と思われる人のみを検査する日本では結果が異なるにもかかわらず)、またまた前と同じ医療崩壊をまねていています。身内の専門家からも批判が出るほど、効果ある対策は何もしてっていません。せっかく開かれた国会も3日だけ。今の緊急事態には、しっかり時間を取って国の最高決議機関の国会を開き、国民の意見を反映させた議論を進め、事態を解決する対策を生み出すのが道理のはずです。内閣改造などやってる場合ではありません。彼は口先だけで実際には国民に何一つ良いことをしていないのにこの支持率・・・信じられません!!
最近思うことは、彼らを支持する人たちは「悪政の被害者が生まれるのを後押ししている」と・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます