新房総の山親爺

山歩きは人生だ!!
日本の山:2070座
房総の山:388座
高宕山:707回

パキスタンのスパンティーク遭難事故

2024年07月05日 | 県外登山

パキスタンのスパンティーク(7027m)遭難事故

遭難事故は7月5日の産経新聞の朝刊で知った。

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玉原高原の長沢三角点に

2024年06月29日 | 県外登山

玉原高原の長沢三角点に

当初28日は神奈川県の湯船山を予定していたが全国的に雨予報で26日に中止の連絡をした。ところが翌27日に梅雨前線の北側の群馬県の山を検索したら、尼ケ禿山・玉原高原は28日午前中はAランク、午後からはBランクになっているので「尼が禿山に変更して行こう」とラインすると全員から賛同を得たので急遽決定した次第です。

尭原高原は今月3日に鹿俣山に登っているので今月は2度目の訪問です。

・2024年6月28日(金)

・君津IC6:00=【関越道】=沼田IC9:00=9:30センターハウス(1220m)9:55…玉原湿原入口10:10…玉原越10:50…長沢三角点(1302m)11:15…ブナ地藏11:40…センターハウス12:25/13:15=望郷の湯14:00~15:10=沼田バーミアン15:20~16:20=沼田IC16:25=君津IC19:00

・行動時間:2時間30分、歩行距離:6.1㎞、累積高低差:登り190m、降り200m、メンバー:山田・伊藤・小川・高橋・藤原・森内

 朝方3:00頃より雨音を聞いて、出発時にはかなり大粒の雨だが誰も「止めよう」とは言わない。高坂SAでミーティング結果は取り合えず玉原高原まで行って考えようとなった。SAにも登山者グループが見られます。いつもなら関越道から眺められる武甲山・浅間山・赤城山・榛名山・子持山・武尊山は完全に雨・雲の中です。

でも玉原センターハウスに着くと何と雨は上がっていて取り合えず雨装備で目的の尼ケ禿山は視界も悪く、玉原湿原から長沢三角点を廻って戻ってくるという軟弱コースととることにした。 

中学生・小学生の野外教室なのかバス5台も到着して賑やかになります。

    

   

玉原湿原にはヒオウギアヤメ・ハクサンタイザキ(トウダイクサ科)・トキソウ・キンコウカ・ウラジロヨウラク・ギンリョウソウ・サワランも見受けられますが尾瀬みたいな華やかさはありませんが乙な雰囲気があります。

湿原を抜けてブナ林の緑の中の散策は身体中に精気が蘇ってくるようで大好きです。ワンピッチで長沢三角点に到着、老生は二年ぶりのご対面です。

抱き石からブナ地藏まではブナ林にガスが湧いてきて、神秘的は雰囲気をなおいっそうに醸し出してくれます。

    

小鳥の声が数回届きますが、メボソムシクイ?か、それにヤブサメらしき忙しない鳴き声も聞かれました。ブナ林のなかだからアカゲラのドラミングを期待していたが残念でした。

ブナ平からの下りではシナノキミズメの沼田名木百選を観賞しながら下っていくと、先の小学生野外活動の引率の先生が、ブナの爪痕をさして「これが熊が登った時の爪痕です。熊さんは登りが得意ですが下りはへたくそです。」と説明していました。

 センターハウスに到着して東屋で昼食を始めると雨が激しくなってきて。中学生グループも下ってきてバスで直ぐに下っていきました。

 予定通り望郷の湯はレストランのオーダーは14:30でストップとのことで温泉だけ利用して、「ファミレスは18:00まではビール半額」ということで沼田IC手前で入ることが出来ました。会費は仁さんが高速料の割引の還元と、今までの会費残金の積み立てもあって徴収なしですませることができて大助かりでした。仁さん、今後もよろしくお願いします。

外食とかほとんどしない老生はロボットが料理を運んでくるのにはビックリで、時代遅れを痛感した次第です。

 雨はまだ小雨で、雲が薄くなってきて確認できたのは迦葉山・子持山・榛名山くらいでした。

 短かかったコースでしたが、3日と合わせるとセンターハウスから長沢三角点…ブナ平…鹿俣山…センターハウスと一筆歩きで繋いだことになりまあまあ満足する歩きだと自己満足しています。

 君津では風雨が強く避難勧告も出たということでした。

  

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ブナ林散策と探鳥歩きの三頭山

2024年06月16日 | 県外登山

ブナ林散策と探鳥歩きの三頭山

 三頭山と言えば小生にとっては日本山岳レース(ハセツネカップ)です。このレースに参加したのは1995年でまだ54歳の時でした。スタート会場で村上さんとバッタリ会って一緒にスタートし、三頭山までは何とか彼に並走することが出来たが、雨も降ってきて「村上さん、先に行ってください」と言うと「ここまで二人で来たのだからゴールまで頑張りましょう」と励ましてくれて、二人で手をつないでゴール、感激の一言でした。この時の記録は、17時間47分33秒で順位は628人中251位と我ながらアッパレ!!で会場近くの居酒屋で幾度も乾杯した記憶が生々しく残ってます。その後もハセツネは通算5回出場、記録は年々落ちてきますが完走。最後のレースは2014年で年齢別に3位入賞、どこかの雑誌社のインタビューも受けました。

が、この10年間の体力の凋落ぶりにガックリですが、山頂は優しく迎えてくれて富士山も歓迎してくれました。

・日 程:2024年6月15日(土)

・往路行程:君津IC6:00=(石川SA)=上野原IC8:07=(武甲トンネル・檜原街道)=都民の森8:55

・コース:都民の森(1000m)9:15…鞘口峠9:35…見晴らし小屋10:25…三頭山東峰(1527m)11:10…中央峰(1531m)11:15…西峰(1524m)11:25/11:55…ムシカリ峠12:05…三頭大滝13:00…都民の森13:25

・行動時間:4時間10分、歩行距離:10.7㎞、メンバー:山田睦男、近子

・復路行程:都民の森13:40=(檜原街道・武甲トンネル)=上野原IC14:27=(東海JCTで事故渋滞)=君津IC16:54

・記録:無性に三頭山に行きたいと思っていて、前日に相棒に声を掛けると渋っていたが行くことになった。土曜日とあって高速道は渋滞手前の混雑の遅れを取り戻そうと思ったが、甲武トンネルの前後の登下降の曲がりくねった道に、檜原街道の隘路にバイク(バイシュクル)の若者が多数駆けていて、計画より30分遅れで到着したのでまあまあだが、奥多摩からのバス2台が到着すると登山者が吐き出されてきて東京の山だなーと思った。

 鞘口峠に向かっていると上部からアカゲラの力強いドラミングがしきりに届いてくるが姿はゲットできなく、動画で撮ったが音がかすかに聞こえた程度だった。

   

鞘口峠           さわやかな登り       見晴らし小屋         案内板

 鞘口峠にはハセツネの苦い思い出がある。急坂をヘッデンの明かりで下っているとき峠の応援者の大きな声に顔をあげたときに大スリップしたのだった。

 同輩と思しき登山者が息荒々しく追い越していく、おっさん山はもう少しゆっくり歩いたほうが楽だよと心の中で思った。

トレランの若者が下ってきた、今年は3回目だとのことで、老生は5回完走したよと話すと「大先輩ですね」と嬉しいことを言ってくれた。登山道は以前より巻道的にブナの路の名称で足に優しい登山道になっていました。

   

富士山を           相棒と           ムシカリ峠        三頭大滝

 東峰・中央峰に続いて西峰に着くと山頂は賑わっていて、目の前にドカーンと富士山が嬉しいものです。29年前に西峰のベンチで二人で雨の中で休憩したことが走馬灯のように思い浮かんできて懐かしいもので、三頭山は今回で9回目かなー、もっとゆっくりしたいですが現実に戻ると帰路の高速の渋滞を避けるためにも都民の森を14:00には出発したく下山の途につきます。

ムシカリ峠から期待するのは「コマドリの路」の名称もあるので三鳴鳥(ウグイス・オオルリ・コマドリ)の一つのコマドリの鳴き声をと耳を澄ましますが残念ですが聴くことが出来ません。沢沿いの路で期待していたミソサザイの声は数回聞きますが姿はゲットできません。

三頭大滝近くでオオルリの囀りが聴けて、登りではウグイスの鳴き声も聴けていたので三鳴鳥の二つをゲットできたのが良かったです。

 三頭大滝を眺めてチップの敷かれた登山道から、保護されたヤマシャクヤクの群落の花は終わっていて固い蕾を付けて、花の時期に来たいなーと思いますがチョッピリ遠いです。

 順調に車は走っていたが、山の手トンネルを抜けて大井に出ると前の車のハザードランプが点灯、ここから車は全く動きません。スマホで調べると東海JCTで正午ごろ車6台の事故発生とのことで、もう3時間も経過しているのに事故処理に時間がかかりすぎるぞ!少しずつ動き出して事故現場にはペッシャンコの乗用車2台があって大変な事故だったようです。

 ストックに頼りすぎか、右手の肘が痛いです。

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玉原高原の鹿俣山

2024年06月04日 | 県外登山

玉原高原の鹿俣山

新緑のブナ林を堪能しようと五月に予定していたが天気が悪く六月になってしまった。月が替わっても1号台風が前線を刺激して快適な山歩きの日がなく、ようやく3日からAランクになったので実行することになった。

 鹿俣山は2015年11月に武尊山ルートを登って、スキー場のリフト沿いに下った記憶があった。

 玉原高原はここのところ2年続けて歩いていて、今年はセンターハウスから水上鹿俣ルートを登って下りは武尊山ルートを降ることにした。

・2024年6月3日(月) 晴のち曇り

君津IC5:55=【関越道】=沼田IC9:00=9:30センターハウス(1220m)9:55…ブナ平10:35…(水上・鹿俣ルート)…スキー場下降点分岐11:55…鹿俣山(1663m)12:30/13:20…(武尊山ルート)…リゾートセンター14:25…14:50センターハウス15:20=望郷の湯15:55~18:00=沼田IC18:15=君津IC21:45

・行動時間:4時間55分、歩行距離:11.3㎞、累積高低差:登り464m、降り451m、メンバー:山田・伊藤・小川・高橋・藤原・大澤(常連メンバーの森内さんは仕事で参加できなく、代打で藤原さんの山友達の大澤さんが参加となった)

 天候は予想通り晴れてくれ不安材料は無くなり気楽で、山手トンネルで故障車渋滞も10分程度の遅れで済みます。関越道からのいつもの山の展望の富士山・武甲山・浅間山に日光連山も厚い雲の中で、確認できたのは荒船山。榛名山・赤城山・小野子山に子持山位で期待していた谷川岳・上州武尊山は望めなく沼田ICに。

 利根沼田望郷ライン沿いはいまから‘サクランボ’狩りの準備に忙しそうな果樹園農家の姿が見受けられ、曲がりくねったロードを登り詰めると駐車場に1台のセンターハウスに着きました。

    

登山口にて         ブナ林            花びらをマクロで     ギンリョウソウ 

 ブナ平への登山道に入ると若葉のコシアブラの葉っぱを摘んで、足に優しい腐葉土を踏み、ブナの精気を受けながら、バックミュージックはハルゼミのせわしげな鳴き声です。足元の花は小さな白い花等々が見受けられますが名前は???で、その中にギンリョウソウ・マイズルソウ・サラシナショウマは判ります。スキー場を横切るときにカッコーの力強い鳴き声は今夏初聴きにアサギマダラを確認と嬉しいものです。

   

マイズルソウをマクロで   ゲレンデを横断      山頂で          子持山方面?

 山座同定は榛名山は薄ぼんやり、谷川岳本峰は雪渓と仙ノ倉への稜線位で尼が禿山・子持山・迦葉山くらいです。スキー場との分岐点から山頂まで20分と道標にありましたが、ここからは急登に足場も悪くなかなかつきません。武尊山の稜線が時々覗いて気を楽にしてくれますが、山頂まで5分の標識からやっと山頂に。我々を追い越していった2組4名の若者はとっくに山頂を去っていました。

 山頂ではのんびりとすごすのも山の楽しみで、いつの間にか50分も経っていました。空模様が怪しくなってきて雨もポツリと。

 下山コースのシャクナゲ林は花はもう散ったのでしょうか?ミヤマヤナギを見て尾根コースからゲレンデの中を歩いてリゾートセンターに。ランベンダーは7月上旬から開園とのことだそうです。雨は降ることなく大助かりです。センターハウスに戻るときに「水芭蕉園」看板があり、このルートに進んだ仲間3人の一人が木道で転んだとのこと右手首の上鞍部が痛いと腫れていました。明日は仕事は休みでお医者通いだと沈んでいました。結果は?骨折とのことで7日に手術と連絡が入りました。1日も早い回復を願ってます。

ハルゼミが車の中に入っていた。

 帰路は予定通り望郷の湯に、山の疲れに温泉はグッドでレストランのロケーションも緑に囲まれ雰囲気も良く泡も進みます。

 帰路の高速は雨が降ってきますが大した降りにならず助かりました。ドライバーの勉ちゃんありがとうございました。

 玉原高原を又一層好きになりました。

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マイナーな猿焼山に

2024年05月16日 | 県外登山

マイナーな城ケ丸・猿焼山

 2022年の2年前に十二夜山に登った時の計画書には下山後に城ケ丸・猿焼山の登る予定だったが、十二夜山の山頂から残雪をたっぷりと抱いた富士山に御正体山に杓子岳その奥は毛無山・雨ガ岳か右奥には南アルプスの白い連なり、北方には黒嶽・雁ケ腹摺山にその奥の連なりは雲取山等の奥秩父連山が拡がっていて、この眺望からすぐに立ち去るのがしのび難く山頂に座り込んでしまって、城ケ丸・猿焼山は次のチャンスと見送ってしまっていたので急に思い立った。

・日時:2024年5月15日(水)

・メンバー:ソロ

・行程:自宅5:20=君津IC5:30=都留IC7:10=7:30月待の湯8:05…城ケ丸(878m)9:35…猿焼山(880m)9:50…城ケ丸10:00…月待の湯11:50/13:10=都留IC13:29=君津IC15:16=自宅15:30

・行動時間:3時間45分、歩行距離:6.3㎞、累積標高差:登り650m、降り644m

・記録:14日夕方、川崎市の首都高速道路湾岸線で乗用車2台にトラックが衝突した事故で、横浜方面は今朝も交通止めになっていて羽田線・山手トンネルは営業車が普段より多かったが、東名への分岐を過ぎるとスムースに流れて予定通り都留ICを降りることが出来た。高速からは生富士が何故か大きく見えた。

 都留戸沢の森・和の里で持参の朝食を摂っていると、中年夫婦がラジオ体操をして出かけて行ったがズック靴にザックはなく、旦那はストックの代わりかゴルフドライバーを持っていたが私が戻ってきたときには車はまだ停まっていた。何処に行ったのか? 

 戸沢の森・和の里     

 キャンプ場の横を過ぎて木橋を渡ると登山道の標識が、しかしこの登山道は倒木が多数あり越えたり潜ったり迂回したりとフタリシズカが点在する斜面を踏み後らしきものを探しながらと時間がかかっているが、踏み後のある尾根に出てホットする。

 この尾根を進んでいると右手に小さな赤いテーピングを見つけた。ヤマレコで確認するとこの枝尾根を降ると下山できそうなので下りは見落とさないようにと思った。

 この尾根も境界杭を頼りに急坂が続く曲者で、右足の膝痛は大丈夫のようだが、脹脛のヒラメ筋が悲鳴をあげてきたが、吹き抜ける緑風はさわやかで元気を頂ける。三つのピークを越えてようやく三等三角点の城ケ丸に着いた。南側の尾根がチラチラと見えているのが今倉山から十二夜山の尾根だが若葉に覆われていて視界は開けなく、富士山が見える箇所もあるとのことだったが残念なり。

 猿焼山をピストンして「房総の山仲間」Grにラインで写真を送ると、なんと森内さんから上高地からの穂高連峰の写真が送られてきた。こちらは超マイナーな山なのに、向こうさんはメジャーなところからと財政の違いだろうか。

  十二夜山が 送られてきた穂高連峰

 下りは登りのルートを外さないよう急坂を転ばないように注意深く、キックステップを繰り返して時々ヤマレコを確認していたがハルゼミの合唱と鹿さんと出会って、記憶にない斜面を下っているようなのでスマホを見ると大きくそれているではないか。急斜面を登り返すのは大変で、トラバース気味に登りのルートの境界杭を見つけます。約30分くらいのロスですが、精神的には落ち込んでしまって下山後大月の菊花山の登る予定していたがこの時点で諦めることにします。

境界杭に戻った 悲しきかなノンアル

 登りに見つけた枝尾根への赤のマーキングを確認して降ります。こもルートにはマーキングがあり、3㎝×10㎝位の白い板の指導標識が「戸沢登山口」「猿焼山」の文字も確認でき、降りきって登るときに見つけた登山道の標識の少し先に降りてきました。このルートが正規の登山道みたいで、登るときに見落としていたのでした。

 当然、今日は誰一人と会うことはありませんでした。

 菊花山は諦めたので、芭蕉月待の湯に寄ることにします。風呂は相変わらず地元のお爺さんで賑わっていて、中には露天風呂の中で単行本を読んでいる御仁もいます。食堂ではやはり御婆さん達が卓を囲んで賑わっています。小生は生ビールを飲みたい心境ですがノンアルで我慢我慢、辛口カレーライスの味は今一でした。

 

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富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

2024年04月19日 | 県外登山

富士山眺望の釈迦ケ岳(1641m)

甲府盆地がピンクに染まる桃の花見と釈迦ケ岳から富士山・南アルプス・奥秩父連峰を眺める贅沢な山歩きが楽しめます。と、9日に計画していたが天候不良で延期となり18日に。この18日も16日はCランクで下界の街も雨予報で中止か、それとも天候安定している群馬の山かと迷っていたら、17日の天気予報ではAランクに急変していて、急遽予定通り18日に決行することになった。

・期日:2024年4月18日(木)

・メンバー;山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原

・往路行程:木更津南IC6:00=八王子JCT=談合坂SA=一宮御坂IC=すずらん群生登山口8:50

・コース:登山口(1330m)9:00…稜線9:35…府駒山(1562m)10:00…釈迦ケ岳(1641m)11:00/11:55…府駒山12:40…稜線13:00…登山口13:30   

・行動時間:4時間30分、歩行距離;5.7㎞、累積標高差;登り533m、下り528m

・復路行程:登山口13:40=(若彦トンネル)=ロイヤルホテル河口湖開運の湯14:20/15:10=河口湖IC=都留IC=都留・より道の湯15:40/16:50=都留IC=木更津南IC18:00

・記録;いつもは中央道から奥多摩・丹沢に富士山も厚い雲の中に閉ざされていて期待薄です。笹子トンエルを抜けても南アルプスも奥秩父連峰も見えない。9日は甲府盆地がピンクに染まる桃の花も散ってしまっていて、鳥坂トンネルの向けて高度の桃畑には面影がしのばれます。山肌の楢の若葉には陽が射すこともなく鈍く新緑も楽しめません。すずらん群生地は道路整備や駐車場近くの整備が行われている中、予定よりも早く到着しました。

スズラン群生地登山口     落ち葉の中を        府駒山       ・・・から釈迦が岳を

落葉で埋めつくされ、春の雰囲気は全く感じられない登山道に直ぐに入って30分ほどで‘どんべえ峠’からの稜線に到着します。山野草はトリカブトの葉が所々に見受けられたくらいで府駒山に。釈迦ケ岳が樹林越にようやく望めるようになります。ツツジの木々の中を縫って歩きますが、蕾はまだ固く閉ざされていて、開花の時期はツツジのトンネルだろうと想像できます。山頂から戻るソロの二人とすれ違います。そういえば駐車場で女性二人が先行していったが、会うことなく黒岳の方に行ったのだろう。釈迦が岳の基部からの岩場はロープが張り巡ぐされていて緊張感を持ってようやく何十年振りか、三度目の山頂です。仲間にみせてあげたかった富士山をバックに鎮座するお地蔵様はさみしく感じます。 

岩場を捩る         地藏さんと富士     富士山判るかなー     山頂で

でも、黒岳から延びる中藤山・金堀山・節刀ケ岳・鬼ケ岳の稜線は確かめられるのが唯一の慰です。展望版には笊が岳の名前が刻まれていますが、南アルプスに奥秩父連峰も姿を隠しています。風もないので富士山を覆っている雲も取れそうもなく早目の食事をします。誰か、「富士山だ!」と雲の隙間から山頂が、歓声が上がります。小一時間も山頂に佇んで降ります。下りと言うのに、アップダウンを6回も繰り返して登山口に。スズランの時期は5月末から6月とのことで、この時期は大賑わいとのことでした。若彦トンネルを抜けると河口湖に、湖畔は桜満開で外人さんがいっぱいで富士山が望めたら最高のおもてなしが出来たのに残念でしたね。

 

山頂から節刀ケ岳の稜線   河口湖の桜   山はよかった~

開運の湯は露天風呂からの展望もなく食事も出来ないとのことで、おなじみの都留の‘より道の湯’で盛大に反省会で5月の山は玉原高原の「鹿俣山」28日に決まって、帰路につきました。都内に入るとフロントガラスに雨滴が落ち始めて、山で降られなかったことに感謝した次第です。

 

 

 

 

 

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小仏城山

2024年04月12日 | 県外登山

小仏城山(670m)に春の花と展望を

小仏城山は陣馬山から高尾山縦走時に幾度か通過していますが、山頂で休憩した記憶はなく、相模湖側から高尾側へ横断する計画を立てていた。その中に日影沢でイチリンソウの情報があったのでタイミングを狙っていたので天候を狙って実行にうつした。

・期日;2024年4月11日(木)晴

・往路行程;君津IC6:15=石川PA=相模湖東IC8:00=相模湖駅前8:05/8:37=(Bus)=千木良8:42

・コース;千木良(200m)8:50…峰尾山(540m)10:05…城山(670m)10:35/11:15…(日陰尾根コース)日影バス停12:30…高尾駅13:40

・行動時間;4時間50分、メンバー:ソロ、歩行距離:13.2㎞、累積標高差:登り764m、下り780m

・復路行程;高尾駅13:54=(JR)=相模湖駅14:02=p14:15=相模湖IC14:22=君津IC15:47

・記録;当初予定は交通機関で立案していたが、最近特に面倒くさがり癖が出てきて、乗り換えや朝の出発を遅くしたいと思ってマイカーに変更した。渋滞もなく相模湖駅前のパーキングに到着し、朝の御勤めもゆっくりと出来て出発点の千木良まではのバス乗車の登山者が4人。

  

 高尾~陣馬の尾根に向かってダイレクトに登る標高差470ⅿの東海自然歩道は自分にとっては急坂ですが、ヤマブキ・キジムシロ・キイチゴ・ノイチゴにマムシクサ等々は房総の山と同じですが、スミレは標高が高くなると名前の判らないのが出てきて足が止まります。振り返ると富士山が大きく聳えていて、やはり房総と違うなーと。尾根の途中にお地蔵様の横に峰尾山の標識が、なんか新たな一座を得たなーと小さな喜びが湧きます。トテイルランナーが駆け足で駆け上っていき羨ましいです。頂上に近づいたのか下山者が降りてきて、赤・桃・白・黄の花が賑々しく迎えてくれ、静かだった登山道から一変して賑やかな山頂です。

   

    

 平日なのに、これが土日祭日だったら大混雑間違いなしで、ゆっくり山を楽しむなんて無理だろうと想像します。

 でも、富士山は変わることなく大きな心で人間共を包んでくれています。

茶屋の名物‘なめこ汁’¥300を求め、持参のゆで卵を落として、景観に抱かれながら早目の昼食です。二年前にH君と高尾山~陣馬をトレランしたとき、ここの茶屋で‘なめこ汁’を食した時はH君にせかされて味見することもなくせかされたので、今回はゆっくりと味わうことが出来ます。他の登山者はオデンに缶ビールを求めて花見酒を楽しんでいますが、マイカーのこの身は我慢我慢です。

   

 冨山に登ったよと、蔵さんからラインが入ってきたので小仏城山からの写真を添えて返事した。房総の山仲間にも三色団子と富士山の写真を添えて、18日の釈迦が岳を楽しみにしていますと送った。

 下りコースに入ると人影はバッタリと途絶えます。予定は日影沢林道でしたが、山頂のアンテナ箇所には車が数台停まっていて、舗装されている林道歩きは嫌だなーと思っていたら日影尾根ルートの小さな標識が、マップを見ると道標のないバリエーションルートとなっているがこちらを選んで下った。道標はないがマーキングと踏み後ははっきりしていて、登山者6名とすれ違った。 沢が出てくるとイチリンソウが可愛い花を見せ始めた。山野草は尾根コースには全くなく、林道コースの沢沿いを歩かないとだめだろうと思った。

   

 登山道を終わりきると対岸への道がない、少し戻って小川を石伝いにわたって崖をよじ登って対岸に出て日影バス停に、10人近く並んでいて数分後に小仏から来るとのことだったが高尾駅まで歩くことにした。

 トレランを始めたころ、トレランの聖地と言われていた高尾~陣馬のコースをと思って高尾駅から小仏峠~景信山・堂所山~奈良子尾根を降り陣谷温泉で露天風呂に入って藤野駅まで走った記憶がよみかえってきた。昔のことはよく覚えているものだなー。

 高尾駅から相模湖駅までJRで一駅戻って、マイカーで速度を抑えながら無事帰着することが出来ました。

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越生のハイキングコース・大高取山に

2024年03月12日 | 県外登山

越生のハイキングコース・大高取山に

山と高原地図22奥武蔵・秩父のMAPの東側の越生(オゴセ)町に大高取山があり、駅から近くハイカーに人気の大高取山に登り、眺望の良さで知られる桂木観音をめぐり、最後はゆうパークおごせで汗を流せるという、至れり尽くせりのコースです。

・日程:2024年3月11日(月)

・往路行程:君津IC6:00=三芳PA(朝食)=坂戸西IC8:10=ゆうパークおごせ8:30

・コース:ゆうパークおごせ8:50…桂木観音10:10…桂木山(367m)10:35…大高取山(376m)10:55/11:35…神の座山(304m)11:45…越生梅林12:25…越生駅13:15…ゆうパークおごせ13:50  

<行動時間:5時間、歩行距離:14㎞、標高差:登り512m、降り518m> メンバー:山田、伊藤、森内、高橋、藤原、小川

・復路行程:ゆうパークおごせ(日帰り入浴)14:55=夢庵15:20/16:15(反省会)=坂戸西IC=君津IC18:30

・記録:アクアラインで夜明けを迎え、富士山・丹沢筑波山を眺め、関越道からは浅間山に武甲山の雪景色を眺めて坂戸西スパートインターは初の利用です。一般道は通勤滞と信号が多く時間がかります。当初計画は越生駅前に駐車して反時計回りでしたが、前夜寝ていてゆうパークおごせで風呂入るので、ここを起点にした方がベターだと思って、ゆうパークおごせから時計回りで歩くことに急遽変更です。

        

     登山開始             桂木観音堂            桂木山             大高取山 山頂 

朝寝坊して登山靴を忘れたと君津出発時にHTさんが、今日のコースは大丈夫ですとスニーカーで歩きます。山路は足に優しくトレランにも最適なようです。 

 桂木観音展望台からは、大宮・浦和・東京・新塾・横浜の高層ビル群に東京スカイツリーに筑波山まで見通せる良い眺望スポットです。

階段を上ると、行基が創建し、奈良の葛城山に似ているため「桂木」と名付けられたと伝わる桂木観音堂にお参りします。今日は3月11日、東北大地震から13年目の日です。みんな地震や戦争がない平和な世界を願ったようです。

今日のコースに中で一番急坂を登り詰めると真新しい桂木山の標識で、ヤマレコの山頂とは違っていて、コース上にある標識のコース距離もマチマチでした。

 目的の大高取山に到着、関東平野が一望でき、北側の樹間からは男体山・奥白根山・赤城山・上州武尊山・谷川岳の白い峰々が確認でき、西側の越生アルプスの奥の雪山は調べると両神山かその奥の御座山でしょうか。思いがけない雪山の眺望にも恵まれて最高です。

   

   大高取山                越生アルプス           神ノ座山            越生梅林

 我々が昼食中に多くの登山者が去来します。我が高宕山の登山者は会っても数人ですが、ここは数十人の賑わいで土日にはもっともっと多くの登山者が訪れることでしょう。

 下山途中に、大きな岩が二個鎮座する神の座山という新しい道標が立っていました。今日はこれで三座新しい山を踏んだことになりトータル2,061座となりました。

 降り終えた越生梅林は650年以上前に植えられた古木や歌碑などもあるそうですが、梅の花はもう終わりで入園料¥400を払ってまで見るほどではなくパスして、バスで越生駅までジャストタイミングの時刻がありましたが「歩きましょう」の声で越辺(おっぺし)川沿いの遊歩道を歩きます。越辺川は白鳥飛来地として有名らしいが、今日はヒヨドリが飛び交っていました。

 越生駅前を通過してアスファルト歩きで足が痛くなったころに出発点に到着します。ゆうパークおごせは2018年4月に館内をリニューアルオープンしたそうで、豊かな自然に囲まれたリゾート施設のようです。風呂で汗を流して、食事と思ったらラストオーダーは14:30とのことで風呂だけ済ませて、場所を変えて食事と生ビールで乾いた喉を潤しますが、今日のドライバーの勉ちゃんにはノンアルで我慢我慢をしてもらいました。

 高速道路は渋滞もなく順調でアルコール組は爆睡していたようで、明日は雨予報で黒い雲に覆われてきていました。

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三日遅れの九鬼山

2024年02月29日 | 県外登山

2024年2月28日(水) 三日遅れの九鬼山

富士山展望・大月三足(高川山・百蔵山・九鬼山)の一つ九鬼山(970m)は桃太郎伝説が語り継がれる山で、百蔵山で生まれた桃太郎が、上野原市の「犬目」で、大月市の「猿橋」で、「鳥沢」でキジを家来にして、九鬼山に棲むを退治に来たという「桃太郎伝説」が伝わる山を計画したのは26日だった。  

先週末は天候が荒れて実行が危ぶまれたが、予報は26日朝方までは雪が降るが、その後は晴で絶好のスノーハイキングが出来るとGOサインを出そうラインを開くと、ドライバーの仁さんは高知マラソンの後遺症か高熱だ、元気印の幸ちゃんはコロナ?とかで倦怠感が残っている、秀ちゃんはUチューブで見ると大変そうとやる気喪失で中止となってストレスが溜まる。佐久のマドンナさんからは平尾富士の雪景色が送られてきて山虫が騒ぎ出すので27日にJRの切符を求めた。

 27日君津駅一番電車5:41は強風のたけ電車は速度を落として運行中とかで、千葉駅からのに特急あずさに間に合わないので、当日の切符は払い戻しして翌日28日を再度求めた。強風は27日日付が変わるころから弱くなって安心した。

・日程:2024年2月28日(水)

・往路:君津5:41=千葉6:30/6:38(特あずさ3号)=大月8:30/8:50=禾生9:00

・コース:禾生駅9:10…水路橋9:20…弥生峠10:55…久美山(954m)11:30…富士見平11:35…九鬼山11:40/12:20…富士見平12:25…久美山12:30…弥生峠12:45…水路橋13:30…禾生駅13:45  行動時間:3時間35分

・復路:禾生14:12=大月14:20/14:56=(特急かいじ)=新塾=東京=君津18:16

  千葉駅から特急あずさでの山行はいつ以来だろうか?缶ビールを飲みながら朝食を摂り、本を読んで、眠くなったら船を漕いでと山歩き前の至福のひと時が楽しいものです。時折、目を覚ましてみる視界には富士山も飛び込んできます。

   

至福の時間      落合水道橋     弥生峠手前の雪道   久美山

禾生駅で下車したのは吾一人、落合水道橋を潜ってすぐのY字路の左手の愛宕神社奥より天狗岩経由の登山コースを見送って、右の杉山林道コース登山口に入る。暖かくなって薄手のダウンを脱いで高度を上げていくと又寒くなって着込みます。九十九折りの山道から折り返しの都度富士山が見え隠れし、御正体山も確認できます。時折轟音が届くのはリニアモーターカーの試運転の音で、一度だけ疾走する車両を見ることが出来ました。静岡知事がリニアモーターについて揉めていますがどうなったのでしょうか?

三つ峠・本社ケ丸・鶴ケ鳥屋山の山肌は白く薄化粧しています。単独の登山者が手にチエーンスパイクをぶら下げて下ってきました。愛宕神社コースは急坂もあって装着したと言っていました。一昨日まで降った雪がまだらに残っていて弥生峠に。シジュウガラ・エナガも歓迎してくれます。今度は11人の老老男女グループが賑やかに下ってきました。

 九鬼山には今回で三回目だが、このコースは初めてで、ピークに着くと久美山の標識が、これは一座にカウントすることにします。木々の間から北岳・間ノ岳が覗けます。ここから5分で富士見平に。記憶では山頂からは富士山の眺望はなく、富士見平まで下ってきていましたが、今は樹木が成長してそれほどでもありません。

     

白い雪稜は南ア       九鬼山山頂からの眺望         自撮りの山親爺

5分で山頂に到着。コースタイム115分を150分と1.3倍で目標の1.2倍を軽くオーバーしていますが、眺望を楽しんだり、小鳥さんと会話したり、写真を撮ったりしてのまあまあではないでしょうか。

山頂には雪が残っていて純白の富士山がドカーンと飛び込んできて、小金沢連嶺に雁ケ腹摺山に百蔵山、扇山、高川山など大月、都留の山々が見渡せます。最高です。今は自分一人でこの眺望を独り占めしています。

寒くなってきたので山頂を去る前にもう一度山座同定をして下ります。

愛宕神社コースを降ろうとすると乗っけから急斜面で北斜面の為凍っていて膝に負担がかかるので軽アイゼンを履こうとしますが、面倒臭くて止めて往路の杉山コースに引き返しました。

降りはコースタイムの1.13倍でよくがんばりました。乾杯の水は禾生駅前にはなく、大月駅では乗り換えまでの余裕は29分しかなく、快速では車内では今は缶ビールなんか飲んでいると犯罪者の目で見られるので、一本後の特急かいじ(特急料金¥710)にして車内でゆったりと一人乾杯をして余韻を楽しみました。

大月駅は河口湖方面からの外人さんで賑わっていました。

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戦国の歴史を秘める石垣山

2024年01月18日 | 県外登山

   歴史観漂う石垣山(262m)ハイキング  2024年1月18日(木)晴

 石垣山は、豊臣秀吉が小田原北条氏を包囲するための本営として広大な石垣積みの城が築かれたことによる。秀吉の策略により、一夜で築城したように見せかけたところから「太閤の一夜城」とも呼ばれ往時の石垣を見ることもできた。

 又一夜城と対比する小田原城も見学。戦国時代、関東を支配した小田原の北条氏の本拠地で、秀吉の来襲に備えて城下を囲み、日本最古の中世城郭を作り上げたとのことでした。

・日程:2024年1月18日(木) 晴

・メンバー:山田、小川、伊藤、森内、高橋、藤原

・往路行程:木更津南IC6:00=厚木IC=小田原IC7:30=早川駅前P7:40

・コース:早川駅前7:50…小田原漁港8:20…海蔵寺…石垣山公園9:25…石垣山9:50…石垣山公園10:00…早川石切場…入生田駅11:10

・復路行程:入生田駅11:31=(箱根鉄道)=箱根板橋11:45…小田原漁港12:05~12:40…早川駅前P12:50=小田原城見学13:00~14:15=荻窪IC14:30=木更津南IC16:15   行動時間:行動時間:2時間20分+1時間05分

               

・富士山頂に怪しげな傘雲がかかるなか早川駅前に到着しパーキングに預けて小田原漁港に。食堂は10:00以降とのことで持参の朝食を港の端っこで。漁港の屋根にアオサギが10羽近くたむろしていて朝食を漁っているのだろう。

 太閤一夜城の史跡巡りコースに入ると直ぐに紅梅に迎えられ、石垣山に参戦した武将達の歴史を辿りながらミカン畑の急斜面を登ります。眼下には小田原城に丹沢大山・三の塔・塔の岳・鍋割山・蛭が岳・檜洞丸等々の山並みを南側の位置から眺めるのは初めてで圧倒されます。

           

 小一時間で石垣公園に到着して、公園の中の山頂を目指します。総石垣の城跡で、二の丸は芝生の広場でこの先の相模湾を一望できる展望スポットから、伊豆半島にその先は房総半島らしきのも眺められます。本丸で記念写真とのことで各々ポーズ?を作って治まります。

 公園に戻って箱根鉄道の入生田駅を目指すと直ぐに、駒ケ岳・二子山・明神が岳・明星ケ岳等の箱根の山が眼前に現れます。

 道路は舗装路の横につけられた側道で、早川石切り場に立ち寄ります。江戸城の石垣の切り出し場跡で、人力で石を切りだして、港までソリに乗せて、木造船で運んだそうです。

 太閤橋を渡ると、早川で釣り人が10人近く竿を垂れていて、ベニマス?を釣っているとのことでした。

 入生田駅から一つ目の風祭駅の車窓からは箱根駅伝5区へのタスキ渡しの蒲鉾店を懐かしく眺めて二つ目の箱根板橋にて下車して小田原漁港まで歩きです。

 海に近い早川には鴨・カモメ類が飛び交い泳いでいて、その中に久しぶりのイソヒヨドリを見つけました。      

 漁港の市場2F食堂に立ち寄るとお客は並んでいて引き返します。本音は「アルコールを置いていません」の張り紙を見つけたからです。他の店に入るとここも平日なのに超満員の盛況で賑わっていました。

 早川駅前に戻って小田原城に向かいます。小田原城は城の前まで来た記憶がありますが天守閣まで登ったことが無く、他のメンバーも同様なので見学をすることにします。説明文は流し読みで、自分が覚えたのは日本の城で日本一高いのが大阪城で小田原城は七番目とのことでした。

 城に興味ある歴男女は時間がいくらあっても足りないことでしょう、

 天守閣からは先の箱根の山々に、丹沢山塊は更に菰釣山・御正体山に石垣山も確かめられて、今回は眺望の山旅でした。

 

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