2024年11月28日【木】快晴だが強風が吹き荒れていた。
浜金谷に向かう道中からくっきりと富士山が望め、山頂からの期待も膨らみます。金谷美術館近辺に駐車して車力道方向に向かってスタート、内房線のガードをくぐると「登山者通行禁止」の標識が在ります。2024.11ブログには<<安兵衛井戸・沢コースは,閉鎖されているわけではありませんが,「危険注意」の看板が立てられていました。ちょっとした崩落箇所がありましたが,登山経験者であれば問題ない程度だと思います。ぬかるんだところが数か所あるので,降雨後や雨天時は汚れる覚悟でいったほうが良いです。尾根に出るまで悪路が続き,そこそこの急登も少しあるので,トレッキングシューズや登山靴が無難です。>>とあったので,自己責任で進みます。直近では小生も2023年4月には歩いています。このコースは以前はトレイルランで二回ほど走っていて、その時もぬかるんでシューズは泥まみれになった記憶があります。
コースの荒れ具合は昨年と同じで、倒木を跨いだり、ピンクのマーキングを拾って「裏鋸郡界尾根」の標識を確かめると直ぐに素掘りのトンネルが出てきます。ランプを持ってきていたが、出口が明るく明かり無しで抜けます。
倒木の障害物 標識でホット 素掘りのトンネル
ここから杉林の中の悪路が待っていて迷わないように、以前は「安兵衛井戸」の標識があったが最近は無くなっていて、小さな沢奥がそのような気がしていました。
「安兵衛井戸」とは母親思いの息子/安兵衛が止んでいた母親にこの水を飲ませると快方に向かったと記憶しているがどうでしょうか?
急坂を登ると真白な富士山が望めます。これからもマーキングやロープに導かれて、垂直な岩をよじ登ると、東の肩までの急坂が待っています。ここはトレランの時は上方から激の言葉が聞こえてきて頑張ったものですが、今日はただただ黙々と一歩一歩進めるだけです。東の肩は以前は標識があったような記憶がありましたが何もなく、ベンチに座り込み15分程の休憩です。
振り返ると富士山が 疲労困憊です(東の肩で) 鋸山山頂
上空では強風が荒れ狂っていますが、尾根はそれほどでもなく山頂に向かいます。山頂からは富士山は視界から外れていて、筑波山方向は拓けていました。
ここから登山者と数人すれ違い、地球が丸く見える展望台は強風で風が息を止めたときにシャターを切ります。
吹きさらしの展望台 石切り跡を 地獄覗きを
車力道の分岐から石切り場跡や地獄覗きを見上げて観月台に向かって降ります。あじさい広場の登りの階段で右足膝nに激痛が、今日は痛み止めを我慢して歩きます。観月台からは強風で霞んだ富士が確かめられ、鋸山稜線は成長した木々で頭の方だけしか望めません。強風でロープウエイは運行停止とのことで、外人さん二人と若い女の子が一人で登ってきました。暗くならないうちに下山を進めました。東京湾フェリーも停止していて、車には海水の飛沫がかかっていて、帰ってから直ぐに洗車した次第です。
☆浜金谷10:00…内房線ガード10:10…素掘りトンネル11:05…安兵衛標識11:45…東の肩12:15/12:35…鋸山13:00…東京湾展望台13:20…車力道分岐13:35…砕石場分岐13:45…観月台14:10…浜金谷14:40
☆行動時間:4時間40分、歩行距離:10.3㎞、累積標高差:登り788m、降り793m、メンバー:ソロ