物欲 日記

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横断歩行者等妨害等違反

2024年11月17日 16時36分14秒 | 交通安全

横断歩行者等妨害等違反
 
カミさんからよくこう言われる。「横断歩道を渡りたくても車が止まってくれない!」キミがもっと若かったら違うんだろうけどな・・なんて思っても絶対口に出してはいけない(^-^;。車を運転する皆さんは、信号機がない横断歩道を渡ろうとしている歩行者等を見かけた場合、停止しているだろうか? また、自分が歩行者の場合、車は止まってくれているだろうか? 
 
10 年位前は、横断歩道の前に歩行者が立っていても止まる車が少なかった印象がある。歩行者は車の流れが途絶えてから渡っていた。それが普通だった。ところが何年か前から、横断歩道の前に人が立っているときに止まる車が多くなった(自分も含め)。計測したわけではないが、明らかに止まる率が高くなっている。調べてみたら、2020東京五輪を見据えて取り締まりが強化されたことが背景にあるようだ。

歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した割合 全国平均(引用元 JAF)


10 台に 1 台も止まっていなかったのが、今は半数近くの車が停止している。逆に言うと、まだ半分以上の車が交通違反をしていることになる。というか、止まらないと交通違反(違反点数 2 点、反則金(普通車)9,000 円)なことが意識されているのだろうか?  
 
何年か前、スピード違反の取り締まりをしている現場近くで私が横断歩道を渡っていたら、私の前を配達のカブ風バイクが横切った。速攻で近くにいた警察官に「停止!」と静止させられたが、カブのおっちゃんは「スピード出してないよー?!」と、なぜ止められたかわからずに、ぼやいていた。いつもやっていることで今まで誰にもとがめられなかったので、違反の感覚がなかったのだろう。
 
この手の、交通法規に関する話に対する反応としては、大きく二つに意見が分かれるようだ。一つは交通法規順守の立場。もう一つは交通の流れや慣習重視。前述のカブのケースでは「今まで見逃していたのだから捕まえるのは不自然」とか?私は、以前は後者の 流れ重視 だった。しかし、今は前者になれるように努力している。
 
そうなった理由は二つある。一つはドラレコをつけたこと。このドラレコの加速度検出機能で、自分がいかに独りよがりな運転をしていたかがよく分かった。もう一つは、数年前からウォーキングをするようになったこと。道を歩いていると、たとえば通勤時間帯など車や自転車がいかに危険な運転をしているかが歩行者の立場で体感できた。実際、ブラインドカーブを徐行しないで曲がってきた自転車にぶつけられそうになったり、歩行者と距離を確保しないで通過した車のミラーで腕をヒットされたこともある(けが等はなかったが 当て逃げ だった)。両方とも交通法規順守であれば、起きていない。(ちなみにそれ以来危なそうな道は避けて歩いている)
 
仕事で何回かドイツに行ったことがある。現地スタッフが運転する車に乗せてもらったが、アウトバーンの速度制限なしゾーンで恐ろしい速度で走っていたかと思えば、市街地の 30 キロゾーンではきっかり 30 キロで走る。自車だけでなく他の車も全て 30 キロで走っていたように見えた。ドイツ人の国民性であろう。ビールジョッキのラインを思い出す(^^)/。日本でこれをやったらどうだろうか。幹線ではない道路は 40 キロか 30 キロ制限が多い。通勤時間帯だったら後ろの車からクラクションを鳴らされる(これも違法だが)かも?でも、通勤時間帯は制限速度を守らなくてもいいという法令はない。
 
 

ちょっと話がずれたが、横断歩道で必要に応じてスムーズに停止するためには、交通法規を守って走行することが前提ではないかな。前を走る車の後方道路上に ひし形のマーク が見えたら前の車が停止するかもしれないとか、対向車線の車が止まっていたら、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいるのではないかとか、今までよりも少し意識的して運転すると、横断歩道や歩行者に対する意識も変わってくるのではなかろうか。自車が停止すると対向車線側が停止しない場合危険・・とか、そんな心配をしなければならないのは残念だ。
 
なお、カミさんによると、若い人、強面な感じの人、トラックは意外と止まってくれるそうだ。逆に高齢者、中年女性はヒャクパー止まってくれないとか。まっすぐ正面を見て歩行者どころか横断歩道すらないように通過して行くんだって。なんとなくわかるー(^-^;。
  
  
  



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