100日で習慣を変え、マインドセットを書き換える

迷いがなくなり、行動を加速させるマインドセットで新たな人生脚本を描く。

一日800ccの水制限

2013-04-08 11:38:39 | 健康
何が辛いって
水の制限ほど辛いことはありません。
だって1日800�しか飲むことができなんですよ。
普段は何も感じなかったが、制限されると無性に欲しくなってしまう。

ここで何故、術後に水の制限を行なう必要があるのか
簡単に説明しておきます。

水分をたくさん取ると循環血液量が増えます。
循環血液量が増えると、心臓の仕事量も増えます。
つまり、機能が落ちた状態の
心臓の仕事量を減らすことが目的です。

ただ・・

手術の際、治療を行ないやすくするために造影剤を投与します。
この造影剤が腎機能障害を起こす恐れがあるため、
早く体内から出さなければいけない。
そのためには多量の水を飲むのが良いが
術後は水を制限される、痛し痒しなのです。

このバランスは人によって違うかも知れないが
私の場合は800ccだったようです。

夜中、水道のカランから落ちる水滴の音に耳が反応するくらい
水が欲しくなります(笑)



本日のリハビリ歩行は500mでした。



心筋の復活を誓う

2013-04-06 10:59:20 | 健康
一回目の手術から8日経ち
ベットから上半身を起こすことから始まり、
歩くリハビリが始まった。

テレビで、生命の誕生について
特集をしていた。

1/1000の確率で奇形が誕生する生命体。
それによって進化してきた動物。
人類も例外ではないのだろう。

健康な時は、
耳にも目にもとまらなかった情報。


心筋が半分になった私の心臓は
上体を起こし、
立ち上がり、
歩くことに、
半分の心筋が必死でポンプを動かし
私の身体を動かそうとしている。

壊死した心筋は
ほとんど動かないと医師から聴いた。

・・・ショックだった。

自分の心臓が可哀想に思え、
無性に壊死した心筋を動かせてやりたい衝動にかられ、
二本の足で200m歩けたことに
心から喜びを感じる日になりました。


 

心臓のポジション

2013-04-05 00:00:11 | 健康
心臓は高さによって負荷が異なり
立っているだけで
心臓ポンプはフル稼働しています。

寝て10センチ。

座って60センチ。

立って110センチ。


心臓はどんなに過酷でも
一生、休まずに
動いてくれています。

だから交代選手がいない
心臓ポンプを労ってあげて下さいね。


・・ということを

看護師さんから聴いて
たいへん感動した次第です。





親一人子一人

2013-04-01 11:13:23 | 健康
緊急手術を終えて
ICUにいる私のところに
倉敷からお袋が駆けつけてくれた。

酸素マスクを付け、
点滴の管を上半身にまとっている私を見て
人造人間のように見えたのではないだろうか。

恐る恐る「どうしたん」
と声を掛けてくれたお袋は
ベットから見るとえらく小さく思えた。

生きているのを確認すると
お袋は「私より早く死んだら親不孝者じゃ」
と言い残し、そそくさと倉敷へ帰って行った。

80歳になるお袋が、
はるばる倉敷から京都まで一人で来てくれたことに驚き
心配だったが、この時ばかりは感謝の気持ちで
いっぱいになった。

いくつになっても
親と子の関係性は崩れないものだと
つくづく思い知らされた日になりました。