100日で習慣を変え、マインドセットを書き換える

迷いがなくなり、行動を加速させるマインドセットで新たな人生脚本を描く。

ココロに描いている住まい...

2015-10-26 07:34:53 | ワーク・コーチング実践

傾いたマンションの問題で、
ゼネコンに問合せが殺到しているそうです。

少し前の話ですが、
マンションの構造計算書偽装の問題もありましたが、
いつの間にやら、フェードアウトしています。

 

 

私のところにも問合せが殺到している中、 

 

一本の電話が入りました。


「マンションを購入しようと思っている」

という内容のもの。

この時期に・・・と思ったが、

この時期だからこそ悩んでいるのだろう。

 

今までの私なら、経験と知識を振りかざし、
専門用語をまくし立てながら、
マンションと一戸建てのメリットとデメリットを
長い時間を掛けて説明していたことでしょう。 


私は唐突ですが、
こんな質問をお客様してみました。

 

ご主人が会社から疲れて帰って寛いでいる時、
どのような光景が浮かびますか?

 

ご主人は、

「エレベーターを降りて、自宅のドアの前に立つと
換気扇から、美味しそうな料理の香りがし、
中に入ると妻と子供が「お帰りなさーい」の声。
私はすぐにソファに座り、子供を膝の上に乗せる
そんな光景が目に浮かびます」 

 

では、休日の光景は?


「そうですね・・・ 
日差しが眩しいほどいっぱい入る部屋で、

私はソファーでコーヒを飲み、
妻はキッチンで食事の支度をし、

子供は私の周りをギャーギャーと
走り回っている光景が浮かびます」


次に私はこう質問した。 

窓の外に何が観えますか? 


「白い木でできた垣根と、
芝生の上に巻いた水道のホースです。
あっ・・・ 今日まで、こんなことを
想像したことはありませんでした・・・

実は、友人からマンション勧められていて、
私としては、マンションを購入する方向に
気持ちが傾いていたのですが、

妻がこの時期にマンションを買うなんて・・・

とあまり乗る気ではなかったので、
専門家の意見で、妻の背中を
押してもらおうと思っていました。

もう一度、家族で、
自分たちがどのような生活スタイルを
望んでいるのか話し合ってみます」


と、簡単に書くとこんな内容でした。


私は何のアドバイスもしていません(笑)
全てお客様が自分で出した答えです。

 

最初の会社から帰った際のイメージは、
現状の生活ですが、後の休日のイメージは
お客様が、潜在的に想い描いている
理想の生活スタイル。

現実的な生活と未来を想い描いた際の
ギャップが明らかになった極端な例です。 

 


車やモノとは違い、家族が永く暮らす住まいは
家族の想い描くものが一致した方がベストです。

温もりがある住まいは、
居心地が良く、疲れて帰ってもホッとします。

 

建築士事務所は廃業しましたが、
コーチとして、このような形で
建築に携わっていければ幸せです。


 

 

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子供たちのプラカード...

2015-08-22 08:34:15 | ワーク・コーチング実践

私は心筋梗塞で倒れてから
それまで携わっていた
建築設計やステンドグラス作家としての
現役から退きました。

とは言え、現在も

「住みたい家を作ったつもりが住みたくない家ができた」
というケースが多いので建築コンサルタントと
ステンドグラス教室だけは続けています。

 

これらを続ける理由は、

建築コンサルタントは、
クライアントさんの理想としている生活と、
現状とのギャップを埋めるために、
それらを視覚化し具体的なイメージを、
コーチングで引き出しています。

もう一つ、
ステンドグラスの体験教室は、

体験をしている時には
その人の個性がよく観えるから
メチャメチャ面白いんです。 

 

 

 

例えば、こんなことがありました。

PTA主催のステンドグラス体験教室で
起こった面白い行動です。

子供たちがグループに別れて
ステンドグラスの作品を作っている時
一人の子供が、そのグループの子らの
作品を手伝い始めたのです。

自分の作品はできてないのにですよ(笑)

 

それを見た先生がこう注意しました。

「みんなのはいいから自分のを作りなさい!」

その子はこう言ったのです。

「僕はすぐできるから」と、

先生がそれでもその子に注意しようとしたので
私が「様子を見ましょう」と止めました。 

 

体験が終わった後、
私はこんな話をしました。 

子供たちはそれぞれに
目には観えないけど自分を主張する
プラカードを掲げています。
 
例えば、
 
勉強が得意な子は
一生懸命に勉強して成績を上げて
親や先生に褒められたい。
 
スポーツが得意な子は
日々、練習に励み、
レギュラーになれるように頑張る。

 
では、何も得意なものがなくて
仲間に溶け込めない子が
どんなプラカードを掲げているかというと
いっそう孤立して閉じこもるのです。
 

 

工作が不得意な子は、
消極的になり、皆んなからどんどん遅れます。
ついて行けないので、やりたくなくなり
作ることを諦めてしまいます。

その行動は、誰かに助けを求めているのです。

それを見た工作が得意な子が
手伝って遅れを取り戻すと、それをきっかけに
面白くなり積極的に作り始めます。 

 

グループの中で率先して手伝っていた子は
グループ皆んなが同時に作品を完成できるような
関わり方が得意で、
それを観てもらいたいのです。 

 

子供たちは、
一番観てもらいたいプラカードを掲げているのだから
大人はそれを見逃さずにちゃんと観てあげてほしい・・ 

などと・・・
 
 
話しをしたら、ステンドグラスの体験より
ウケちゃいました(笑)

 

 


 


グループセッション

2015-02-23 10:53:22 | ワーク・コーチング実践

あぁ~最悪 おもしろくない!

だって今日の例会、
「部下を育成するリーダー力」ですよ。

※例会(日本コーチ協会京都チャプター)

 

組織のリーダーでもない
部下もいない

今日は休んだ方が良かったかな・・・・

なんて、

最初、そう思ったのですが、

まぁ、こんな日もあるかなと
講義を聴いてみても

・・・・

     ・・・・

 

 

ところがね。

グループセッションに突入した途端、
ウトウト状態から叩き起こされたような感覚。

 

4人+1人は司会役

4人でそれぞれの組織の現状と
将来、こうなったらいいなという目標を
1人ずつ話し、皆で意見交換をするというもの。

 

私はというと、

現在、会社組織に属してないが、
過去、中間管理職だった経験を元に
セッションに参加することとなりました。

 

グループセッションは、
一度、気付きが出てくると
芋づる式に次から次へ出てくる出てくる

 

グループ討議のコツは
何でもいいので最初に口火を切る

これです!

 

 

さて、

気が付いてみると、
3時間半があっと言う間に過ぎて
最初のかったるさは何処へやら。

 

思い込みはダメ!

ということでした。

 

 

 

 


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フィードバックは2ストライク3ボール

2015-01-25 09:48:50 | ワーク・コーチング実践

おはようございます♪

 

本日は月一回開催される
日本コーチ協会京都チャプターの例会です。

 

 

例会への参加は、
知識やコミュニケーション力も身に付きますが、
他コーチの成功、失敗談が聴けることと、
他者からコーチングのフィードバックを
受けれるところです。

 

フィードバックを受ける際には、
一切、言い訳をせず聴くことに集中します(^^)

ポジティブな意見もいいのですが、
フィードバックではネガティブな意見も
遠慮無く言ってくれるので、自分の
コーチングの改善点を知ることができます。

これがフィードバックの一番の魅力です。

 

他者にフィードバックする時、
私が意識していることが一つあります。

これは先輩からのアドバイスで、
家庭で子供さんに注意する時や、
職場などで部下とのコミュニケーションで
使えるのではないでしょうか。 

 

それは、

2ストライク3ボール

 

つまり、
ポジティブな意見を最初に2つ
ネガティブな意見を3つ言うようにしています。

ポジティブな意見を最初に言うと、
ネガティブなことが受け入れやすくなります。 

 

ネガティブな意見というのは、
悪いところではなくて改善点のことですけどね。

「◯◯したら、もっと良くなると思うよ」

こんな感じです(^^)

◯◯を具体的に言ってあげるのがポイント。

 

普段、同業のコーチから
自分自身の改善点を聴く機会は
ないのでとても貴重な時間です。 

 

そんなところで、
月一回の例会を楽しみにしているわけです。

 

 

 

 

 


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共感...

2015-01-23 14:35:40 | ワーク・コーチング実践

こんにちわ♪

 

先日、あるカウンセラーの女性と
お互いの仕事について話しました。

 

彼女のクライアントさんは、
男性が多い職場で働く女性が多く、

男中心の職場で仕事をしていると、
様々なストレスや問題を抱えるそうです。 

 

彼女はカウンセラーを始めて
4年ちかくなるそうですが、
本人も、ある悩みを抱えていました。

その悩みというのは、

クライアントさんに言っていることを
自分が実行できていない自分に
自己嫌悪になっているのです。 

 

私自身も
彼女の悩みに共感するところがあり、
自分のことを話してみました。

 

 

私は以前、建築事務所を経営し、
店舗デザインや建物の設計に携わり、
建築コンサルタントをしていました。

クライアントさんに
プロとしての知識や情報を提供し、
適切なアドバイスをするのが仕事だったので、 

もし、実家の新築やリフォームをする際には
これまで私が培ってきた経験を十二分に
発揮しようと常に思っていました。

 

数年前、入院していた親父の介護を
自宅でするようになったので、実家の
リフォームをすることになったのです。

ところが、

その頃、私の仕事が忙しかったのもあり、
実家にいるお袋に適当なアドバイスをしただけで
設計はおろか現場管理すらしなかった結果、
専門家の息子がいるとは思えないような
中途半端なリフォームになってしまいました。

よく言う紺屋の白袴です(笑)

 

何故、普段の仕事と同じように
実家に関わることができなかったのか、
後ですごく後悔したと、彼女に話していると、

 

突然、彼女自身が、

「あぁ~ そういうことかぁ!」と

自分で何かに気付いたのです。

 

コーチングでは
「答えは自分の中にある」と言いますが、
まさにそれのようです(笑) 

 

彼女が気付いたことを聴いてみると、

 

私(彼女)は完全主義者なので
クライアントさんには強要しませんが、
自分自身には厳しいようです。

完璧な人などいないのを理解しながら、
私は無意識のうちに自分を100%に
近い状態にもっていくようにしていました。

 

しんどくなってくると、立ち止まり
継続できず中途半端になる不安が、
よけいにその場から動けなくなってしまう。

そんな自分にできないことを
クライアントさんにアドバイスすることに
嫌悪感を抱くようになっていたので

自分ができなくても、
クライアントさんと一緒にできるように
なれたらいい。 

 

と思うようにしたら
気が楽になったと言っていました。

 

その後、彼女がどのように
変化したのか聴いていませんが、
完璧にできない自分を許せたら
自己嫌悪感はなくなっているかも知れません。 

 

 

 

 


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