あぁ~ 又、言ってしまった。
降圧剤を服用しているにも関わらず、
お袋の血圧が150~160の数値から
一向に下がらないので、先日、病院で
24時間血圧計を付けたのですが・・・
気になって電話してみると、
「邪魔になるから外して寝た」
・・・・・・
外すだろうと予想はしていたが、
こうもあっさり言われると
つい、強い口調なる。
ヘルパーさんに無理を言って
二日間、病院に付き添ってもらったのが
すべて無駄になったことで
怒りのスイッチが入ってしまい
言いすぎてしまった。
風呂が大好きなお袋が
最近、湯の止め忘れで
ガス、水道料金が3倍以上になり、
無駄な出費が多くなったことも頭が痛い。
愚痴を言い出すと切りがないが。
彼女の身体のこと
介護費用のこと
自分の仕事に集中できないこと
これから彼女の認知症が進んでくると
考えることがもっと増えるだろうなぁ。
なるようにしかならないのは
分かっているが、先のことを考えると、
出口の見えないトンネルにいるような気がする。
できないことは人に委ねたら良いと言うが
ボランティアでやってくれる人はいない。
親ひとり子一人というのは
こういうことなんだとつくづく身に沁みる。
とは言え、
私は若い頃、お袋に心配をかけ、
ひとりで大きくなったようなことを言ってるが、
この歳になって、親孝行ができるのは
幸せなことだと思っている。
そう言えば、
最近、自分の中で変わってきたことがある。
何が変わったかというと、
主語が自分ではなく、お袋になったことで
少し捉え方が変わり、
観えなかったことが観えるようになり、
優しくするのではなく、優しくなれたように思う。