こんにちは♪
部屋の正面の屋根越しに見える
山の紅葉がひときわ美しいです。
昨日の続きのような記事になりますが、
阪神・淡路大震災で被災地に行って
ボランティアをしていると、各場所で
ミニコミュニティが生まれます。
最初は関係性のない状態で集まっていますが、
その内にボランティアはボランティアの仲間、
消防団は消防団や救援部隊。
そして被災者は
ご近所でコミュニティを作り、
そこには家族感が芽生え始めます。
そんな時につくづく、。
人間はひとりで生きていけないものだと感じます。
特に九死に一生を得るような体験をした仲間は
何年経っても繋がりを保てるそうです。
それが「絆」かも知れません。
私も当時、二人一組で倒壊した建物に
判定シールを貼るボランティアをやっていました。
その時の相棒と、20年経った今でも繋がりがあります。
こういった仲間意識はどんなところでも湧いてきます。
先日も5ヶ月間、勉学を共にした仲間ができました。
その中の一人の若者が、
「同じ時期に学んだ仲間と繋がっていたいね」という
話をしていましたが、強い絆で結ばれているわけでは
ないので、時が経てば通常の生活に戻るでしょう。
人との繋がりはどのようにして構築されるのでしょうか。
一度、縁あって繋がった仲間は大切にしたい反面、
双方が繋がっていたいという気持ちがないと
フェードアウトするのが世の常。
身近な人間は関係性を強く持ちますが、
一度、離れると、次第に頭の片隅にしか残らなくなり、
その内に名前や顔すら忘れてしまう。
絆、ご縁、繋がりなど、
人と人との関係性に使う言葉ですが、
「絆」という言葉は、とても深く特別に感じます。
人間は集団で生活する動物ですが、
身近にいてこそ親近感が湧いてくるもの
なのでしょうか・・
考えるほど分からないものですが、
答えを出さなくてもいいようにも思えます。
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