さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

後悔や罪悪感は、怒りを生み出すんです。

2019年02月08日 10時55分33秒 | アンガーマネジメント

いいね!ニュースというネットニュースで、こんなツィートの記事が紹介されていました。

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近所の神社のお祭りで、長女を迷子にしてしまった。

なんとか再会できた時、怒ろうとしたら、保護してくれたおじいちゃんに

「怒んないであげてね。誰かに怒りたくなった時はだいたい自分が悪いんだよ」と諭されました。

恥じ入るとともに、最近、忙しくて少しイライラしていたから刺さりました。

感謝。

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怒りの裏側には、ネガティブな第一次感情があるんです。

心配したり、不安だったり、自分のせいだと後悔したり、

そういう気持ちが大きいと、怒りも大きくなるんです。

 

とくに、子どものことに関しては、

親は、いつもどこかで責任を感じているし、

なによりも、愛しているからこそ、

何かあったらどうしよう!

下の子を見ていて、上の子の手を繋いでなかった 私のせいだ、と

自責に苛まれて、

気を付けていたのに、ほんのちょっと目を離しただけなのに、

心配や不安や後悔や罪悪感がどんどん大きくなって、

いっぱいいっぱいになって・・・

子どもが見つかって、ホッとしたと同時に、 子どもに八つ当たり。

八つ当たりした自分に罪悪感を感じて、 次に同じことがあると、さらに、 「この間だって、!!」って怒りが増したりして。

 

言ってはいけないNGワード連発で、

「いつもいつもそうなんだから!」 →本当にいつもですか?

「何回も言っているでしょ!」→過去を持ち出さない

「なんで、ひとりで~~」→理由を聴くのではなく、責めているだけ。

「もうお出かけに連れて行かない!」→ついに、脅迫。

etc.etc.

 

でも、本当は、ほっとしたんだよね。

よかった~~って思ったんだよね。

それくらい、愛しているんだから、

こういうときは、「よかった~」と素直に言葉にしてみましょう。

第一次感情の「心配した」「何かあったらって、すごく不安だった」を

言葉にしてみましょう。

 

心細かった子どもを、ギュ~と抱きしめましょう。

不安だったのは、おかあさんだけじゃなくて、子どもも一緒ですもの。

 

おかあさんは、『迷子なんて、二度とないように』の

躾のつもりかもしれませんが、

怒るよりも、きっと、効果がありますよね。

 

 

近所のおかあさんネコも、

子ねこが、勝手にうろうろすると 心配そうに探しますけど、

見つけたときに、怒りませんよね。

ペロペロ舐めて、頬ずりをして、前足で抱っこして、愛情たっぷりなしぐさをします。

人間の感情って、複雑なんですね。

子育ては、動物を見習うのもいいかもです(^^)。

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