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中東:教皇「人質の解放、人道回廊の保証を」17日に祈りと断食呼びかけ バチカンニュース

2023-10-17 00:39:18 | 教会ニュース

教皇フランシスコは、お告げの祈りでイスラエルとパレスチナ間の情勢に苦しみを表し、人質の解放、人道回廊の保証を願うと共に、これ以上無実の人々の血が流されることがないようにと訴えた。こうした中、教皇は、来る10月17日(火)、祈りと断食のうちに一致するよう信者らを招かれた。
 教皇フランシスコは、10月15日(日)のお告げの祈りで、イスラエルとパレスチナ間の情勢に深い苦しみを表され、多くの人々、特に子どもたちやお年寄りに思いを向けられた。

 教皇は人質の解放を繰り返し呼びかけると共に、子どもたち、病者、高齢者、女性をはじめ、すべての民間人が紛争の犠牲者になることがないようにと強く訴えられた。

 人道的権利の尊重をアピールされた教皇は、特にガザ地区において人道回廊を保証し、すべての住民に救いの手を差し伸べて欲しいと願われた。

 すでに非常に多くの人が亡くなったことを悲しみながら、教皇は無実の人の血をこれ以上、聖地でも、ウクライナでも、またあらゆる他の場所でも流すことがないようにと呼びかけ、「戦争は常に一つの敗北である」と強調された。

 こうした中、「祈りは、憎しみや、テロリズム、戦争の悪魔的な力に対抗する、柔和で聖なる力である」と話した教皇は、来る10月17日(火)、聖地の教会と心を合わせ、祈りと断食のうちに一致するようすべての信者を招かれた。



 結局、断食には参加しました。一日ほど、断食しました。パレスチナの人たちも、食事も水もなく、苦しんでいます。そして、世界はこういう情勢、私たちもいつか同じ目に遭うかもしれないからです。今までの呼びかけの内容や経緯について、思うところはあれど、この呼びかけの中身自体は正しいからです。

 ただし、ファチマの聖母へのロシアとウクライナの奉献の時にも感じましたが、戦争は悪で、戦争が終わるように祈る・・・呼びかけの基本的な構図は、こんな感じです。

 ファチマの聖母の出現を実際に見て聞いた聖人、ジャシンタ・マルトは言いました。 

「マリア様は世界に戦争と争いが沢山あるとおっしゃいました。戦争は世の罪に対する天罰以外の何物でもありません」

 原因に目を向ける必要はないのか? 信仰のあり方、教会の教え、まるで旧約のバアルやダゴンを拝んだ時のように堕落していないか。それら一切合切が原因で、天主は世を罰しようとしておられるのではないか。思うところは、沢山ありますが、この呼びかけ自体は、ピンポイントでは正しいので、少なくとも間違ってはいないので、祈りと断食には参加することにしました。




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