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ローマ教皇、同性カップルへの祝福を容認する発言(BBC)

2023-10-05 08:46:06 | 教会ニュース
どうかと思いますが・・・。聖書も使徒たちも、同性愛を容認せず、否定していたと私は記憶していますが。
ローマ教皇、同性カップルへの祝福を容認する発言(BBC) 2023年10月3日

キリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは2日、カトリック教会で同性カップルを祝福することに前向きな姿勢を示した。

教皇は、この問題について明確な答えを求めた枢機卿グループに対し、祝福を求める人に対してはどのような場合も「司祭としての慈愛」をもって対応するべきだと述べた。

「私たちは、ただ否定し、拒絶し、排除することしかしない、そのような裁判官であってはならない」

その一方で、カトリック教会は依然として同性間の関係を「客観的に罪深い」と考えており、同性婚を認めることはないと付け加えた。

ローマ教皇庁(ヴァチカン)では4日から、教会の将来について話し合う世界的な会合が数週間にわたって開かれる。祝福に関する回答の要請は、会合に向けて教皇に送られたものの一つだという。

カトリック教会における祝福は、通常は司祭によって行われ、対象となる人や人々を温かく見守ってくださいと、神に祈ったり嘆願したりする。

ベルギーやドイツを含む多くの国では、司祭が同性カップルを祝福することを、各地の司教が認め始めている。だが、教会幹部の姿勢は、これまで不明確だった。

教義および道徳の保持と促進を担当するヴァチカンの教理省は2021年、同様の要請を受けた際、同性カップルの祝福は認めないと判断を示していた。

今回の要請に対して教皇は、カトリック教会は結婚を「当事者に限定される、安定した、男女間の不可分の結合」だと理解しており、「この確信に反するかもしれない、どのような種類の儀式や秘跡も」避けるべきだとした。

一方で、「祝福を求められた時、それは神に助けを求める嘆願、よりよく生きるための嘆願を表す」と述べた。

「個人や複数人に祝福を求められた場合、誤った結婚の概念を伝えない形で、どのような祝福が可能か、司祭は身長かつ適切に見極めなくてはならない」

教皇はこの回答によって、祝福の要請はケース・バイ・ケースで考慮されるべきだと示唆したとみられる。その上で、「特定の状況で司祭として慎重に下した決定が、必ずしも規範になるべきでない」と述べた。

「教会法がすべての事柄を対象にすべきではないし、そうすることもできない」

教皇は、教会は常に「優しさと忍耐、思いやりと温かさと励まし」の気持ちをもって、人と接するべきだとも述べた。

イギリスでは今年2月、イギリス国教会の幹部による投票が行われ、同性カップルへの祝福の祈りを認める提案が支持された。

この動きにより、同性カップルは法的な結婚式の後、イギリス国教会の教会に行き、奉納、感謝、神の祝福の祈りを含む礼拝を受けることができるようになる。




ローマ教皇、同性愛禁止する法律を非難 英国国教会の指導者らも教皇を支持 2023年2月6日 (BBC)

キリスト教カトリック教会の教皇フランシスコは5日、同性愛を犯罪とする法律を非難する声明を発表した。

アフリカを訪問中の教皇はこの日、南スーダンで記者団に対し、こうした法律は宗教・道徳上の罪で、「不正義」だと述べた。

また、「同性愛の傾向」がある人も神の子であり、教会に歓迎されるべきだと付け加えた。

教皇の声明は、プロテスタントのイギリス国教会のカンタベリー大主教や、同スコットランド国教会会議の議長も支持している。

ジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教とイアン・グリーンシールズ・スコットランド国教会会議議長は、教皇と共に戦争で分断されている南スーダンを訪れ、平和を呼びかけた。

3宗派の指導者が一緒にどこかを訪問するのは、500年ぶりだという。

南スーダンの首都ジュバからローマへ向かう教皇専用機の中で、ウェルビー大主教は「教皇があちらで話した内容に一言一句、全面的に同意している」とする一方、イギリス国教会でも同性愛者の権利に関する内部分裂があると述べた。

イギリス国教会は1月、同性カップルが教会で結婚式を挙げるのを拒否するかもしれないとの見解を示していた。

グリーンシールズ議長も教皇の声明を支持するとした上で、聖書を引用し、「四つの福音書で、イエスは出会うあらゆる人に愛情のみを示すばかりで、それ以外の表現は見当たらない。それが、どのような状況の人間に対しても、キリスト教徒として与えられる唯一の表現だ」と語った。

教皇フランシスコは記者会見で、カトリック教会は秘跡の儀式としての宗教的な結婚を、同性カップルに認めることはできないとする自身の見解を繰り返した。

しかし、いわゆる「シビル・ユニオン」(シビル・パートナーシップ、市民婚姻)を認める法律は支持していると述べ、同性愛を禁止する法律は「無視できない問題だ」と語った。

世界で50カ国が「何らかの方法で」性的少数者(LGBT)を犯罪者と見なしており、そのうち約10カ国が死罪を設定しているとの見解を、教皇は示した。

性的少数者の国際協会「ILGA」によると、国連に加盟する66カ国が同性愛関係を違法行為と定めている。

「これは正しいことではない。同性愛傾向を持つ人々は神の子供たちだ」と教皇は述べた。

「神は彼らを愛し、彼らと共にある(中略)こうした人々を非難するのは罪だ」

現在のカトリック教会の教義では、同性愛は「逸脱した行為」とされている。教皇フランシスコは以前、教会内での同性愛行為という「深刻な問題」を「懸念している」と話していた。

しかし教会の保守派は、教皇が性道徳についてあいまいなメッセージを発していると非難している。

就任直後の2013年、教皇は同性愛行為は罪だとするカトリック教会の立場を再確認したが、同性愛者であることは罪ではないと付け加えていた。

5年後のアイルランド訪問時には、信者は子供が性的少数者だからといってそれを理由に絶縁することは許されず、愛する家族の中にとどめなくてはならないと強調した。







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