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大川隆法の最後の数日間

2023-03-11 09:44:23 | カルトへの注意
 引き続きカルト関連の話題です。統一教会批判の記事も何件かありますし、カルト批判のカテゴリーを作ってもいいかな、と思う昨今ですが、まあ見ていて楽しいので。これで最後にするつもりではいます。どうにも怖いもの見たさというか、こういうのを調べていると、興味が尽きず。

 幸福の科学の大川隆法が、今年の2月28日から3月2日の間に亡くなったことは、これまでの記事に書いてきたとおりです。そして、その近辺で風邪かコロナに罹っていたらしいことも記事にしました。
 しかし、この教団が最近発刊した大川隆法最後の詩集(死の数日前の日記を含む)や息子や信者の証言によると、「数日前」ではなく、数週間前から教祖・大川隆法は体調が悪かったようです。幸福の科学批判では、第一人者であろう藤倉善郎氏の「やや日刊カルト新聞」に詳しい解説がありますが、時系列順に要部を纏めると


①、2022年12月ごろから、隆法の邸宅・大悟館内で風邪(コロナ?)が広まり、体調不良者が相次ぐ。後妻の紫央も罹患する。


②、2023年1月頃には、職員にも罹患者が出て、「コロナウィルス撃退曲」を流したりする。1月25日には孫たちにも罹患者が出る。

「コロナウィルス撃退曲」で、菌が逃げていくのを確認す

☆医学的には完治していても、私のような霊能者はウィルスの存在を感知する。「撃退曲」を久しぶりにかけると、一~二時間で逃げていった。(某職員の件)
2023・1・14


孫たちの謎の風邪続く この教団は重いな

☆発熱が先で、コロナはネガティブ。何日も経って、少しセキが出て来た。隆ちゃんの霊体が小さくなっていた。
2023・1・25

隆ちゃんとは、大川隆法の孫の隆一のことだと思われる。コロナが陰性と書いてあるが、どのようなテストをしたのか、精度の高い検査キットを使ったのかは不明。

大川隆法『短詩型・格はいく集3『神は詩う』』幸福の科学出版、2023年2月16日、より(前掲 藤倉善郎氏の記事より転載)


③、2月5日には、大川隆法にも感染、39度の高熱

パパ一人倒れたるかな「ダイダラボッチ」巨山を崩す

☆伝説の巨人ダイダラボッチ。私、発熱す。疲れ発生か39.1度記録す。
2023・2・5

一進一退で 今日も生きている 一日何度か呼吸困難

☆恐れすぎてもいけない。呼吸困難・発熱・窒息、かと思っていたが、二時間くらいすぎるとおさまってくる。歌手・俳優の白石麻衣と柴咲コウ(各守護霊)を体内に入れると発作は止まった。以外に別筋だった。
2023・2・21

生霊の挑戦か、それとも 心臓不調の区別が 分からなくなる 深切な社会では どちらも同じなのだ

☆お腹まわりが太ったと思うと、「O2」のとり過ぎであったりする。
2023・2・24

大川隆法『短詩型・格はいく集4〈不惜身命の姿・特別編〉』幸福の科学出版、2023年3月6日、より(前掲 藤倉善郎氏の記事より転載)

 どうやら2月中旬以後は危篤状態で、2月24日が最後の日記になったようです。


④、そして、2023年2月23日には、それまで大川隆法と幸福の科学が正式に後継者として内外に宣言していた大川咲也加が、突然、廃嫡され、神戸に異動になりました。


⑤、2023年2月28日には、メディア各社に大川隆法の死亡説が水面下で流れ飛び、3月2日、各社で記事になる。


 このような流れからして、他殺などはあり得ないと思いますが、興味深いのは、それまで後継者であった長女が突然、追放されたのが2月23日で、大川隆法が最後に日記をつけた前日だったということです。一体、半死半生の状態で、後継者廃嫡などという大きな決定を人は下すものでしょうか。1月25日、ほんのひと月前、隆ちゃんと呼んで可愛がっていた孫の隆一君も、この長女の息子です。

 また、我々カトリックからすれば、どうでもいいことながら、追放の仕方も今までとは、少し違っているようです。これまでのケースでは、前世が剥奪されて設定変更が行われていたようですが(例えば、三男裕太の場合だと、前世は天之御中主神だったのが、剥奪されて、カラス天狗に変更、次女愛里沙は、山県有朋や日本武尊だったのが剥奪されて、九尾の狐に変更。煩雑になるので、他の例は後述)、今回の長女の追放では、それまで前世とされていた天照大神は妖怪おたふくと同じであるということで、降格が行われたようなのです。このように、追放のやり方も、若干、今までとは傾向の違いが読み取れます。

 そして、この隆法の日記も教団側が発表したものなので、多少の細工や日付をずらす程度のことは十分に可能でしょう。

 実際には、2月23日頃には、大川隆法は亡くなっていた、とか、長女の廃嫡・異動辞令を出したのは隆法ではなく、別人であった可能性も考えられそうには思います。現状、この教団のホームページからは、それまで大川紫央、大川咲也加と二人並んで紹介されていたのが、咲也加が削除され、大川紫央だけが中央に大きく掲載されているのは、前回記事にしたと思います。

 今では、この教団は、前妻の子たち、咲也加、真輝、裕太を批判したり、咲也加が隆法に呪いをかけてきたのだと吹聴しているという現信者さんのツイートもあります。














 以上、とあるカルトの教祖の死ですが、どこまでも俗っぽい死に方であり、また、どこまでも俗っぽい最期だったと言えましょう。死の直前(?)に後継者を廃嫡したのが、教祖の意志だったのか、別人の意志だったのかさえ、この一連の流れからするとよくわかりませんし、因果応報・自業自得的な成れの果ての顛末と言えましょう。


※ 前妻恭子の前世は文殊菩薩、アフロディテ女神、ナイチンゲールだったのが、取り消されて裏切りのユダに、次男真輝は前世が天台大師智顗だったのが剥奪の後、妖怪に変更

追記:

 大川隆法は死の直前に、こんな手記を残したことになっています。これが本当に隆法自身の書いたものならば、大変に無責任です。死に際に、後継者をわざわざ空位にして、紛争や混乱の種をまいて去ったことになるのですから。もし、隆法のものでないとするならば、長女は対立する者たちによって陥れられたことになるでしょう。最近まで幸福の科学の正式な後継者であった長女自身も、この2年くらい、他の兄弟など大勢を自分の権力掌握の為に追放してきたようですから、自業自得的であり、同情はしないまでも、主殺しの罪を着せられ、これから先、大変な立場に追いやられてしまったことは、推察がつきます。


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