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あるカルト教祖(大川隆法)の死

2023-03-03 14:35:28 | カルトへの注意
 SNS上では、そのような言葉をかなり見ますが、私にはこの人物の「冥福を祈る」などとは書けません。聖書には、偽預言者は、火と硫黄の池に投げ込まれて永遠に焼かれる、と書いてありますが、自分は最高神エル・カンターレなどと名乗っていたこの人物は、どうなのでしょう。自分のことを主エル・カンターレとして信者に崇拝させ、植福と称して多くの信者に高額献金をさせ困窮に陥れてきました。

 この人の冥福を祈る、などと書く前に、この人によって人生を狂わされた人の立ち直りを祈ります、とか、他に書くべきことがありそうですが・・・。

 幸福の科学に惑わされている方が、目を覚ましてくれることを願い、祈ります。

 大川隆法は死の直前に『地獄の法』なる本を上梓しました。この本が彼の最後の著書になったわけですが、彼のあの世での行先はどうなったのでしょう。故浦川司教様は、ある人物について、こう書いていました。「聖書は彼の堕落を述べて、その痛悔を語っていません。彼が救われたかは随分疑わしいものだ、という人が多い」(大意) 

 私には、大川隆法という人が地獄を免れたと信じることは、とても難しいです。

 ただ、この彼の突然の死にも一点だけ、教訓が読み取れそうです。


 大川隆法は、法を広めた後、2037年に80歳で亡くなる、と予言していたそうです。予言に相違して、66歳で、突然死してしまいました。一般論として、大川ほどでなくても、誰でも大罪を犯し得るし、地獄に落ちる状態になることはあり得ます。そして、死は突然にやってきます。聖書に「私は盗人のように行く」と書いてある通り、自分の死を正確に予期することは、殆ど不可能です。

 聖書にある通り、私達も気を付けて生きなければなりません。

 また、一部のカトリック系保守のサイトやブログの中には、及川幸久や『リバティ』など幸福の科学出所の情報をシェアする方がたまにいるようですが、もう少し良識を持って貰いたいものです。あなたのやっていることは、統一教会やエホバの証人の情報を載せるのと同じなのですよ。

(こんな記事を立稿したのは、このような人は地獄落ち確定だろ、と思っていたところを、「冥福を祈ります」というカトリック信者や正教信者のコメントを見て、驚いた為でもあります。一体、冥福とは何なのか?なぜ、彼の冥福を祈るのか?私にはわからないのです。彼のような人が救われるなら、誰もが救われるでしょうし、地獄は消えてなくなるでありましょう。)


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