C. labiata var. autumnalis ' Fowleyana ' CHM／AOS ( HCC／AOS) 株No.1986

C. labiata var. autumnalis ' Fowleyana ' CHM／AOS ( HCC／AOS)　株No.1986
今年も開花しました。昨年は９月中旬に開花しましたが今年は残暑がたいへん厳しい８月下旬に開花しました。今年の成長記録を確認しますと１月下旬から新芽が動き出しました。ＧＷ明けにはシースが現れました。バルブ完成後はしばらく休眠？していましたが８月に入りますとシース内でツボミが成長していました。シースは二重シースです。写真では判りませんが４輪花です。成長は素直ですが今年はやや斜めに成長しましたので成長期に支柱をしてバルブを真直ぐに矯正しました。

Rlc. Lake Murray ' Mendenhall ' AM／AOS （株No.1901）

Rlc. Lake Murray ' Mendenhall ' AM／AOS　（株No.1901）
今年も開花しました。残暑がたいへん厳しく温室全開でも真昼は４０℃を超えている時があります。今年も１月下旬頃から新芽が動き出しました。ＧＷ明け頃にはシースが現れます。今年は梅雨明けが遅く７月下旬に明けましたがその頃からシース内でツボミの成長が始まりました。その後２０日前後で開花です。今年は２輪花で開花しました。濃紫紅色で夏咲きとしては色彩も良く育て易いと思いますが株そのものは大形では無くやや中形株です。開花期間は長くて２０日程度です。２次成長したことはありません。

Cymbidium Mosaic Virusと判断

市販のウイルス判定キットで確認して見ました。残念ながら赤線がCymbidium Mosaic Virusのところではっきりと出ました。
この株は花には影響が出ていませんが・・・・残念ですが処分することにしました。
古くからある個体はこの様にバイラス病を持った株が多い？のではと思います。育てている全ての株のウイルス検査は出来ません。これは怪しいなと思われる株のみ確認です。

バイラス病株

たくさんの方々に私のブログを見て頂いていますがバイラス病について関心が高いように思われます。私自身も一時はかなり神経質になっていた時期がありますが最近は素人栽培では完全には防ぎきれないとトーンダウンしています。今回ご紹介する写真の株はCymbidium Mosaic Virusに侵された株です。私の温室に来たときから疑わしい株？と思いつつも検査はしませんでした。今春、バックバルブを切り去り植替えしました。成長した新芽の葉表面に薄淡い斑が多数表れています。カトレヤを栽培されている方々の中にもこの様な症状が出ている株を持たれている方が多いのではないでしょうか。
これはかなり重症か？久しぶりに検査をしてみました。

C.(旧L.) crispa fma flamea ' Wenzel Splash ' x self （株No.1782）

C.(旧L.) crispa fma flamea ' Wenzel Splash ' x self 　（株No.1782）
８月に入り、毎日暑い日が続いていますが今年も上旬に開花しました。今年は６輪花で開花しました。本品は完全な夏咲きです。毎年、この時期に開花します。花が終わった後、９月頃に入ると次のシーズンに向けて新芽が成長を開始します。冬の間、成長し翌年の２月下旬頃にはシース付きでバルブが完成します。その後は休眠？に入ります。シース内、ツボミは成長しません。梅雨のころからツボミが成長します。７月下旬にはシース先端からツボミが出ます。８月上旬に開花です。本品はself品ですが原種は１年間の成長サイクルがほぼ決まっているようです。