C. Delta Fire Wing ' Koyama ' （株No.0622）

C. Delta Fire Wing ' Koyama '　（株No.0622）
今年も開花しました。日中の温室内最高温度が４０℃の中での開花です。通常は秋咲きですが今年はシース付きバルブがほぼ完成と同時にツボミが成長し開花しました。２０２１年に植替えし４Ｂ素焼き鉢水苔植えしました。今年３月中旬に新芽が成長し始めていましたので株を抜き出し、６Ｂ素焼き鉢バークに植替えしました。（鉢増し）　新芽は順調に成長し、６月下旬にはシース付きバルブでほぼ完成、同時にシース内でツボミが成長していました。７月２１日に３輪花で開花しました。この季節の開花は花寿命が短いです。１週間程度で花が傷み始めます。秋～晩秋あたりの開花ですと１ヶ月程度の花寿命です。残念です。

C. jenmanii rosada ' Alfred Blauman '（株No.2607）

C. jenmanii rosada ' Alfred Blauman '（株No.2607）
私の温室で初めて開花しました。今年１月中旬に業者さん（ＳＯ）から４Ｂ素焼き鉢水苔植え品を頂きました。株分けされ綺麗に植え付けされていました。今シーズンの新芽が何となく動き始めていました。その後、新芽は順調に成長しシース付きバルブとなりました。７月３日にシース内でツボミが成長していることに気が付きました。７月１４日にシース先端からツボミが出始め、７月２１日に３輪花で開花しました。成長を見る限り強健で育て易いと思われます。C. jenmaniiとC. labiataは良く似ているので私には区別が判りませんがC. jenmaniiはベネズエラ産、C. labiataはブラジル産のようです。

Rlc. Dora Louise Capen ' Orchis ' （株No.0398-No.1-2）

Rlc. Dora Louise Capen ' Orchis ' （株No.0398-No.1-2）
今年も開花しました。今年は例年と異なり１次成長がシース付きバルブでほぼ完成と同時にシース内でツボミが成長し始めました。２月中旬に新芽が成長し始めていました。４Ｂ素焼き鉢水苔植え株です。植替えが遅れ４月下旬に鉢から抜き出し６Ｂ素焼き鉢バークに植替えしました。（鉢増し）　この時、既に新芽は２０ｃｍ程度まで成長中でした。新芽は順調に成長し６月下旬にはシース付きバルブでほぼ完成しシース内でツボミが成長し始めていることに気が付きました。７月５日、シース先端からツボミが出始めました。７月２０日に３輪花で開花し始めました。今年の開花はこれまでで一番早い開花です。例年ですと１次成長のバルブは少し休眠に入り２次成長が始まります。秋～初冬にかけて１次、２次と開花します。株分けしているもう１つの方もツボミが３つ成長中です。分け株なのでほぼ同じ成長を示しています。

C. dowiana ' Koyama ' （株No.1933-No.3）

C. dowiana ' Koyama ' 　（株No.1933-No.3）
今年も開花しました。真夏となり温室内の温度計、日中の最高温度４０℃を表示しています。たいへん暑い中での開花です。この個体は強健で良く増えます。２０２１年９月に６Ｂ鉢株の株分けをしました。３．５Ｂ素焼き鉢水苔植えにしましたが今年２月上旬に鉢から抜き出し、そのまま６Ｂ素焼き鉢バークに植替えしました。（鉢増し）　新芽は順調に成長し６月下旬にはシース付きバルブがほぼ完成と同時にシース内でツボミが成長し始めました。７月１２日にシース先端からツボミが出始め、７月１９日には２輪花で開花し始めました。ペタルが前かがみで開花しました。上手く開きませんでした。この個体はself個体です。jp個体は性質が気難しいと思いますがこの個体は通常の大輪系カトレヤ以上に強健かもしれません。根張りも良さそうです。

C. dowiana (aurea) ' xxx ' （株No.1983-No.1）

C. dowiana (aurea) ' xxx '　（株No.1983-No.1）
今年も開花しました。ＪＰ株と言うことで２０１７年６月に私の温室に来ました。リップは綺麗な黄金色の筋が入り幅も広く良いのですがペタルは前かがみで開花します。上手く開きません。性質もかなり気難しいです。成長は１次のみで２次成長はしません。C. dowianaはシーブリング個体も育てていますがこちらの方は強健です。１次、２次と成長します。原種と言っても人が手を加えたシーブリング品と元々の野生種では育て方を変える必要がありそうです。