C. dowiana (aurea) ' S.Harada ' x self （株No.1933）

連日の猛暑、昼間の温室内デジタル温度計は４０℃を超えている時があります。そんな中、初花が開花しました。２０１６年１０月に業者さん（ＦＮ）から２．５Ｂビニールポット苗を購入しました。C. dowianaは気難しい個体が多いなか本個体は強健で割と大形に育ちました。現在、６Ｂ素焼き鉢水苔植えですが開花したバルブは鉢端です。花が終わった後は植替え（株分け）が必要です。これまでの成長記録を確認しますと購入直後にそのまま２．５Ｂ素焼き鉢に植替えしました。２０１９年５月中旬に４Ｂ素焼き鉢に植替え（鉢増し）しました。２０２０年４月下旬に６Ｂ素焼き鉢に植替え（鉢増し）しました。２０２１年（今年）の新芽がいつ頃から成長し始めたのか記録がありませんが５月下旬には完全なシースが現れました。７月上旬にシース内でツボミが成長していることに気が付きました。数日前に開花しました。リップは人目を引きます。ペタルが整形であれがGoodなのですが他のC. dowianaと同様に少し見劣りします。猛暑なので花の寿命は短い気がします。

C. Suzanne Hye ' Ten Years After ' （株No.1982-No.5）

C. Suzanne Hye ' Ten Years After ' 　（株No.1982-No.5）
梅雨明けと同時に連日猛暑となりました。温室は大扉を全開、天井も全開ですがデジタル温度計は真昼４０℃近くあります。このような環境下で開花しました。５月に害虫消毒、雑草取りをしましたがその後は温室内の手入れが行き届いていません。写真では判りませんが開花と同時に右側の花は小さなヨトウ虫に花が齧られています。残念ですが暑さで花もすぐ終わるだろうと思いそのままにしています。２週間後のお盆あたりには温室内一式消毒の予定です。秋以降の今シーズン開花に向けての準備です。

C. guttata ' Green smile ' HCC／JOS （株No.1989-No.1）

C. guttata ' Green smile ' HCC／JOS　（株No.1989-No.1）
私の手で初めて咲かせました。ツボミは２つ成長していましたが途中で１つ枯れ、残念ながら１輪花でした。元々は２０１７年６月にＫＭさんから頂いた株です。２０１８年に植え替えしましたが作落ちしてしまいました。２０１８年、１９年、２０年は未開花でした。今年の成長記録を確認しますとＧＷ前、４月下旬に新芽が１．５ｃｍ程度成長し始めていることに気が付きました。６月下旬に２葉の間の小さなシースの先端からツボミが２つ出始めました。７月上旬に片方のツボミが変色し枯れ始めました。もう一方は上手く成長し７月１４日に開花しました。これまでの成長記録から本個体は年１回の成長で夏咲きです。花が終わると来春まで休眠に入ります。２次成長したことはありません。

C. Gila Wilderness ' Grandure ' （株No.1650）

今年も開花しましたと言いたいところですが７月中旬に開花しました。４月上旬に新芽が成長し始めましたがシース無しでバルブほぼ完成後、いきなりツボミが成長し始め１輪花で開花しました。ペタルの展開は良いと思いますがリップは開ききりませんでした。晩秋から初冬咲きの品種のはずですが？２次成長するかしばらく様子見です。

Rlc. Golden Flash Beauty ' Koyama ' HCC／JOS x Rlc. Suzuki's Preciosa ' Koyama ' （株No.2374）

Rlc. Golden Flash Beauty ' Koyama ' HCC／JOS x Rlc. Suzuki's Preciosa ' Koyama '　（株No.2374）
整形の黄花系のカトレヤを目標に交配したものです。既に兄弟株が開花していますが本個体の初花が開花しました。咲き始めは黄花でしたが朱赤色の色彩となりました。少し珍しい色彩です。Rlc. Golden Flash Beauty ' Koyama ' HCC／JOSの影響が強いと思われますが株は素直でほぼ真直ぐに成長しました。花はペタルがやや前かがみでオーバーラップしていません。２次成長していますのでもうしばらく様子を見ようと思います。