Rlc. Fire Rose ' Ten Years After ' x Rlc. Suan Puttan ' M ' （株No.2222）

Rlc. Fire Rose ' Ten Years After ' x Rlc. Suan Puttan ' M ' 　（株No.2222）
今年も開花しました。昨年が初花でした。今年は花径が一回り大きくなったように感じます。ペタル先端がカールしてしまいましたがペタル先端の紅紫色のクサビがあります。昨年はリップの戻元が閉まっていましたが今回はやや開き気味です。花全体がだらしなく開花です。昨春、植替えしましたがその後はほとんど手入れしなかったので株の状態、開花の状態が乱れてしまいました。

C. Lawre-Mossiae （株No.2084）

C. Lawre-Mossiae　（株No.2084）
昨年が初花でした。昨年は３Ｂ素焼き鉢水苔植えで開花しました。その後、４Ｂ素焼き鉢水苔植替え（鉢増し）しました。１次、２次と成長し１週間ほど前に両方とも２輪花でほぼ同時に開花しました。原種どうしの１代交配です。強健個体と思われます。業者さん（ＦＮ）の交配でフラスコ（最後の１本）購入です。元々の交配は C. mossiae coerulea ' Kei ' AM／JOS x C. lawrenceana lea ' Aulisi ' とラベルに記載ありました。” ブルーが出るよ！” と言われましたが間違いなくブルー花が咲きました。兄弟株も開花し始めましたが同様なブルー花です。このような交配花はどのように評価するのか良く判りませんが珍しいのでしばらく残すことにしました。

Ric. Madonna ' Ten Years After ' （株No.1641-No.1）

Ric. Madonna ' Ten Years After ' 　（株No.1641-No.1）
今年も開花しました。毎年ほぼこの季節に開花します。通常は１次、２次と成長するのですが昨年は１次成長のみでした。この個体は元々はC. Drumbeat ' Heritage ' x Rlc. Rose Whisper ' Suisei ' でしたが昨年、ＲＨＳにRic. Madonnaとして品種登録されていることに気が付きました。C. Drumbeat ' Heritage 'よりも整形でRlc. Rose Whisper ' Suisei 'よりも色彩が穏やかなので気に入っています。本品を用いた交配で私好みのクサビ花が開花し始めましたので個体名を' Ten Years After ' としました。交配数、開花数がたいへん少ないですがクサビ花との交配では今のところクサビ花となる傾向が強そうです。（ラベンダーとなる性質が抑えられている。）

Rlc. Marjorie Conner ' 2183 ' x C. Drumbeat ' Heritage ' HCC／AOS （株No.2351）

Rlc. Marjorie Conner ' 2183 ' x C. Drumbeat ' Heritage ' HCC／AOS　（株No.2351）
既に兄弟株は幾つか開花していますが本個体の初花が数日前に開花しました。これまでの開花を見ますとRlc. Marjorie Conner ' 2183 ' の影響が強いと思われます。どの個体もRlc. Marjorie Conner ' 2183 ' 似のクサビ花です。本個体も同様です。C. Drumbeat ' Heritage ' HCC／AOSの影響がほとんど見当たりません。株の成長も中形です。２００９年２月８日：交配　２００９年９月６日：播種　２０２１年２月下旬：初花が２輪花で開花した。交配から初花開花まで１２年を要した。この交配は交配、培地作り、播種、無菌発芽、他　全て私のオリジナルです。

Rlc. Emotional Lady ' Koyama ' AM／JOS （株No.0115-No.3）

今年も開花しました。１９９３年１０月中旬に実生株（２B鉢植え）を入手してから２７年４ヶ月経ちました。株入手、初花開花、蘭展で展示、ＪＯＳ入賞、ＲＨＳに品種登録、アッと言う間に時間が過ぎ去りました。この個体は大形で強健です。両親の良いところを受け継いだ個体と思います。今年の開花は例年よりやや遅いようです。昨年は１次、２次と成長し１次が２月上旬に3輪花で開花しました。２次もシース内でツボミが成長中です。