C. Lynn Spencer ' Pearl ' HCC／AOS （株No.1642-No.2）

C. Lynn Spencer ' Pearl ' HCC／AOS　（株No.1642-No.2）
今年も開花しました。昨年、５月上旬に株分けしました。本品は４バルブを４Ｂ素焼き鉢水苔植えしました。新芽は１次、２次と成長しましたが作落ちしました。１次の方はシース付きですが２次の方はシース無しでバルブが完成です。１次の方が開花しました。この個体は新芽の出方が予想し難いところが有ります。先端バルブでは無く古いバルブから新芽が動き始めることがあります。

C. Califlora ' xxx ' （株No.2260）

C. Califlora ' xxx '　（株No.2260）
この個体は２０２０年７月中旬に私の温室に来ました。元々は故中山林之助氏所有のカトレヤのようです。その後、ＫＭ氏→業者さん（ＦＮ）→業者さん（ＳＯ）を経て私の温室に入りました。ラベルには ' XXX ' と記載あり実生の選別個体と思われます。まだ個体名が付いていないようです。バルブの成長は素直そうです。３輪花で開花しましたがステムも丈夫そうです。春咲きのオーソドックスなラベンダー花です。ＲＨＳで確認しますと原種のC. mossiae x C. J.A.Carboneと記載有ります。この組み合わせではペタルが垂れると思いますが本品は割りと整形花です。　' XXX ' と言う選別が判る気がします。

Rlc. Haruka's Dream ' No.1746-No.1 ' （株No.1747-No.1）

Rlc. Haruka's Dream ' No.1746-No.1 '　（株No.1747-No.1）
この個体の初花が開花しました。交配、培地作り、播種、無菌発芽、全て私一人でしました。２００８年３月２３日の交配です。交配から１４年が経過し、初花が開花しました。なかなか開花しないので途中で処分しようか？と思いましたがなぜか残していました。リップに黄目は有りませんがペタルとリップの色彩が良さそうです。ステムも丈夫そうです。大輪系の花がやや少なくなってきた季節の開花は嬉しいです。

Rlc. Good Expectation ' No.2490 ' （株No.2490）

Rlc. Good Expectation　' No.2490 '　（株No.2490）
この個体の初花が開花しました。この交配はクサビ花の出る確率が多いと感じます。この個体はペタル中央が広く薄黄色です。展開も良さそうです。リップも上手く開きました。クサビ花は花の開きが悪い個体が見受けられますがこの個体は良さそうです。しばらく残すことにしました。２００９年２月１５日：交配　２００９年１０月４日：播種　その後の細かな記録は無し。２００２年３月２６日：初花が１輪花で開花　交配から初花開花まで約１３年１ヶ月を要した。

C. schroederae ' No.1956 ' （株No.1956）

C. schroederae ' No.1956 '　（株No.1956）
今年も開花しました。２０１７年に私の温室に来た当時は ”枯れるかな？” バックバルブ芽吹きで株がかなり傷んでいましたが回復してきました。かなり良い花を咲かせる個体だと思います。昨年の記録を確認しますと３月中旬に開花しました。６月上旬から新芽が成長し始めました。９月上旬にはシース付きバルブでほぼ完成しました。僅か３ヶ月で成長を終えています。２次成長は無く長い休眠に入りました。ツボミがシース内で成長し始めた記録がありませんが３月２２日に２輪花で開花しました。今シーズンは植替え（鉢増し）、更に株の回復を図りたいと思います。