C. Melody Fair ' Carol ' HCＣ／JOS x Rlc. Crimson High Tension ' Koyama ' （株No.2630）

C. Melody Fair ' Carol ' HCC／JOS x Rlc. Crimson High Tension ' Koyama '　（株No.2630）
この個体の初花が２月２５日に１輪花で開花しました。フラットに開花し、花の展開は良さそうです。ペタル先端の紫紅色の爪がアクセントに成っています。バルブはやや細身ですが素直にほぼ真直ぐに成長しています。手間があまり掛からない個体と思われます。今のところ、この交配は驚くような花は開花していませんがそこそこ安定した花が咲いています。

C. Adel's Treasure ' No.2358-No.1 ' （株No.2358-No.1）

C. Adel's Treasure ' No.2358-No.1 '　（株No.2358-No.1）
少し前に同品種の（株No.2358-No.2）を紹介しましたが（株No.2358-No.1）も３輪花で開花しました。原種通しの１代交配ですからよく似た花が開花しましたがこちらの個体の方がリップのブルーが濃いです。花径も少し大きく感じます。２月２３日に開花しました。ブルー花は開花から日が経つと色が薄れますがこの個体はどうでしょうか？ 購入元の業者さん（ＦＮ）に確認しますとこの交配は広島の有名な蘭愛好家（ＩＪさん）の実生だそうです。株はまだまだ大きくなりそうなのでしばらく育て株が出来た時に再評価して見ます。

C. schroederae ' No.2103 ' （株No.2103）

C. schroederae ' No.2103 '　（株No.2103）
この個体は元々、C. schroederae ( ' Clio ' x ' 3rd ' )と言う実生苗です。昨年、３月中旬に初花が１輪花で開花しました。良さそうなので管理番号 ' No.2103 ' とし４月中旬に６B素焼き鉢バークに植替えしました。（鉢増し）その後、６月上旬から新芽が成長し始めました。成長は１次成長のみでした。２月２１日に３輪花で開花しました。バルブはやや細めですがステムは丈夫そうで長く伸びます。花の重みでバルブ基から斜めにバルブそのものが傾きましたので開花時に支柱をしました。この個体は更に良くなりそうなのでしばらく育て株が出来た時に再評価して見ます。

C. trianae concolor ' No.1900 ' （株No.1900-No.1）

C. trianae concolor ' No.1900 '　（株No.1900-No.1）
今年も開花しました。元々は' Rebiana ' x ' Zullo ' と言う実生個体です。今年は４輪花で開花しました。C. trianaeで４輪花は初めてです。一昨年、４月中旬に株分けし先端３バルブを４B素焼き鉢水苔植えしました。昨年４月上旬に４B鉢から株をそのまま抜き出し６B 素焼き鉢バークに植替えしました。（鉢増し）　強健個体ですから１次、２次と成長しました。今年に入り両バルブともツボミが成長し始めましたが１次成長の方は途中でツボミが枯れましたが２次成長の方は順調に成長し２月１８日に開花しました。私の温室のC. trianae開花はこの個体が最後の開花です。昨年開花したC. trianaeは新芽が動き出し、既に植替えした個体も有ります。

Rlc. Fire Phoenix ' Ten Years After ' x Rlc. Emotional Lady ' Koyama ' AM／JOS （株No.2475-No.1）

Rlc. Fire Phoenix ' Ten Years After ' x Rlc. Emotional Lady ' Koyama ' AM／JOS　（株No.2475-No.1）
この個体は昨年、２月中旬に初花が開花しました。クサビ花でしたので残すことにしました。先端３バルブを４B素焼き鉢水苔植えしました。割と強健個体らしく１次、２次と成長しました。１次成長はシース無しでしたが２次成長の方はバルブも大きく育ちシース付きとなりました。昨年とほぼ同時期の２月１９日に２輪花で開花しました。リップはオープンリップです。やや斜め上向きで開花しています。面白そうな個体なのでしばらく残し株が出来た時に再評価して見ます。