あけましておめでとうございます。今年もできる限り紹介していきたいと思います。宜しく、お願い致します。
最初の紹介は何にしようか迷いましたがC. trianaeとしました。元々、私の温室内で原種はたいへん少ない状態でしたがC. trianaeだけは増えてきました。多様な色彩と育て易いことが一番の要因です。1つの原種で色彩がバラエティーに富んでいることに驚きます。
C. trianae ' No.2940 ' (株No.2940)
この個体の初花が開花しました。元々は2022年10月に業者さん(FN)から超安価でCP苗を購入しました。ラベルにはC. trianae coerulea x sib. ( ' No.15 ' x ' Turquesa ' FCC/CCO , AM/AOS )と記載ありました。ブルー花狙いの交配です。” 確率は少ないが既にブルー花が咲いた交配 " とのことでした。2023年4月中旬に素焼き鉢水苔で単品植替えしました。CP苗は育ちの良い個体からやや悪い個体まで8個体有りました。3B鉢を2つ、2.5B鉢を5つ、2B鉢を1つとした。計8鉢としました。その後の詳しい記録は有りませんが2024年の春に3B鉢植えは4B鉢に植え替えしました。(鉢増し) 11月中旬に4B鉢植えの1つがシース無しでいきなりツボミが成長し始めていることに気が付きました。上手く成長するかな?と思いながら管理番号No.2940 で管理することにしました。年末12月29日に1輪花で開花しました。交配からするとハズレでしたが見栄えは良さそうです。ペタルに淡い紫紅色の斑が有ります。リップは幅が狭いですが戻元の黄斑と先端の紫紅色のコントラストが良さそうです。この個体はもうしばらく様子を見たいと思います。