Rlc. Cosmos Road "＃12" （株No.2018-No.1）

Rlc. Cosmos Road "＃12"　（株No.2018-No.1）
２０１７年にＫＭさんから既開花、未開花を含め多数の実生個体を頂きました。頂いた時のラベルから本品は既開花個体のバックバルブ植えと思われました。頂いた時は２．５Ｂ素焼き鉢水苔植えでした。記録を確認しますと２０１７年９月上旬に３Ｂ素焼き鉢水苔植え（鉢増し）、２０１９年５月中旬に３．５Ｂ素焼き鉢水苔植え（鉢増し）、２０２０年４月下旬４Ｂ素焼き鉢水苔植え（鉢増し）、２０２１年（今年）９月中旬に３輪花で開花しました。品の良い白花（アルバ）と感じました。株の成長も素直で支柱はほとんど要りません。Rlc. Cosmos Roadは私の温室でも既に兄弟株が幾つか開花していますがラベンダー、ピンク、今回のようなホワイトと色々な色彩の個体があります。実生の面白さが発揮され、駄花が少ない交配のようです。株の育ちも強健で手間が掛からない個体が多い気がします。

C. American Velvet ' Nisei Queen ' （株No.2247）

C. American Velvet ' Nisei Queen ' 　（株No.2247）
この個体は昨年６月下旬に業者さん（ＦＮ）に４Ｂ素焼き水苔植えで頂きました。今年に入り２月上旬に新芽が３ｃｍ程度まで成長していることに気が付き株を鉢から抜き出し６Ｂ素焼き鉢に水苔が付いたままバークに植え替えしました。（鉢増し）　その後は液肥で育成しました。ＧＷ前にはシースが現れ夏前にはバルブが完成しました。８月中旬にはシース内でツボミが成長していることを確認しました。また、バルブ基は２次成長始めていました。数日前に３輪花で開花しました。株が出来ていないので開花に勢いがありませんが濁りの無いラベンダー花です。株が出来ればもうひと回り大きな花になると思われます。２次成長していますのでこれが開花するかどうか？楽しみです。

C. labiata var. autumnalis ' Fowleyana ' CHM／AOS ( HCC／AOS) （株No.1986）

C. labiata var. autumnalis ' Fowleyana ' CHM／AOS ( HCC／AOS)　（株No.1986）
今年も開花しました。私の育てているC. labiataの中では決まって一番最初に開花します。この個体が開花すると秋が来たと言う気がします。一度だけ２次成長したことがありますがほとんど年間の成長サイクルは決まっています。今年の成長記録を確認しますと年明け１月下旬に新芽が１ｃｍ程度成長しだしていることに気が付きました。４月上旬にはシースが見えるまでに成長しました。５月下旬にはバルブが完成しました。その後はしばらく休眠？に入ります。８月上旬にシース内でツボミが成長し始めました。９月１日にはツボミが開花し始めました。派手さは無い花ですが丈夫で株の成長も素直、ほとんど手間が掛かりませんので残しています。

C. Horace ' Maxima ' x Rlc. Arabesque ' Golden Zebra ' AM／AOS （株No.2288）

C. Horace ' Maxima ' x Rlc. Arabesque ' Golden Zebra ' AM／AOS　（株No.2288）
この個体は昨年１０月上旬に初花が開花しました。少し珍しい色彩のため残しました。今年は昨年より１ヶ月以上早い９月上旬に２輪花で開花しました。バルブはやや細身ですが株の成長は素直です。成長の記録を確認しますと３月中旬に新芽が成長し始めたことに気が付きました。バルブ（株）は８月上旬にはシース付きで完成しました。８月下旬にはシース先端からツボミが出始め、９月上旬に開花です。リップがオープンリップです。個人的にはリップは締まっていた方が好きなのですがオープンリップの方が良いと言う方もおられます。