C. labiata var. mosca （株No.1791-No.1）

今年も開花しました。現在、C. labiataは２個体しかありません。この個体は花が咲いていない時の株姿は大形の大輪系交配種と区別がつきません。（大形個体）今年もほとんど手入れをしていません。２月中旬から新芽が成長し始めました。５月中旬にはシースが現われバルブ完成後、真夏は休眠？ ９月上旬にシース内でツボミが成長し始めました。１０月１６日に４輪花で開花しました。昨年は１０月下旬の開花でしたので約１週間程度早い開花です。シース先端からツボミが出始めた以降も全く手を加えませんでしたので花はやや団子状態で開花です。２次成長しませんので原種C. labiataの成長サイクル基準個体としても良さそうです。

Rlc. Surprise Rainbow ' Koyama ' （株No.1151-No.1）

Rlc. Surprise Rainbow ' Koyama '　（株No.1151-No.1）
今年２回目の開花です。今シーズンは６月中旬に1次成長が開花しました。１ヶ月以上開花していました。７月下旬に花が終わりました。８月上旬に２次成長し始めていることに気が付きました。新芽は急成長し９月下旬には３０ｃｍ程度まで成長し、シース無しでいきなりツボミが成長し始めました。１０月１２日に３輪花で開花しました。この個体は通常は2葉ですが今回は１葉でした。この個体は過去に２回、大輪系カトレヤと交配を試みましたが２回とも受粉は上手く行きませんでした。

Rlc. Stellar Explosion ' Koyama ' HCC／JOS （株No.2404）

Rlc. Stellar Explosion ' Koyama '　HCC／JOS　（株No.2404）
今年も開花しましたがペタルのクサビがたいへん少なく驚きました。原因は判りません。夏はたいへん暑く秋になっても９月末まで日中は夏が続いたような天気でしたのでカトレヤの成長にも影響を与えたのかもしれません。今年の成長は１月下旬に新芽が１ｃｍ程度成長し始めていることに気が付きました。成長は早く５月上旬ＧＷ明け頃には４０ｃｍ程度まで成長、シースも表れていました。バルブ完成後に２次成長するかと思いましたがそのまま夏は休眠に入りました。９月上旬にシース内でツボミが成長し始めていることを確認しました。１０月５日に３輪花で開花しました。写真は最端から撮影しています。

Rlc. Seven Seas Radiation ' No.2695 ' （株No.2695）

Rlc. Seven Seas Radiation ' No.2695 '　（株No.2695）
この実生は既に幾つか開花しました。この個体の初花が開花しました。これまで開花した個体は黄花系でしたがこの個体は珍しい色彩をしています。リップは喉元が広く黄色で周囲は鮮紅紫色で目立ちます。ペタルの色彩が珍しい色彩ですがやや波打っています。また、全くオーバーラップしていませんので花としては駄花、ハズレです。２０１３年１月２７日：交配　２０２３年１０月３日：播種　２０１４年９月１６日：フラスコ出し、３Ｂ素焼き鉢水苔でＣＰ植え付け　その後の記録は無し。２０２３年９月２８日：３輪花で初花が開花した。交配から初花開花まで１０年８ヶ月を要した。株としては成長が素直です。ステムも丈夫で支柱は不要でした。やや大形株になりそうです。色彩が珍しいのでもう１年育てて見ようか？と言う気持ちの個体です。