週刊プレイボーイに小林尊君の記事

土曜日発売の「週刊プレーボーイ」に「フードファイター小林尊、ホットドッグ６３個の『闘食』記」というインタビュー記事が掲載されています。

特筆すべき事柄としては、お母さんの存在の大きさで、３年半前にガンに蝕まれていることが伝えられた時のことについて、


「とにかくショックでした。どれくらい母親が生きていられるのか判らない状態でしたから、少しでも母のそばにいてあげたいと。母を支えるためには（競技を）辞めるべきではないか・・・そう考えるようになったのです」
しかし、
「『尊のがんばる姿が励みになる』と言ってくれたんです。これが僕の背中を押してくれた。逆にその言葉を励みにして競技を続けていこうと思ったんです」


そんなことがあったとは存じませんでした。毎年ホットドッグの大会に向かって邁進しているものとばかりと思ってましたのに、引退も考えていたとは・・。いまとなっては励まして下さったお母さんに感謝するばかりです。

今年の大会には直前に顎関節症となり、苦しい戦いでした。そのあたりは、


「ただ、試合当日も指２本ぶんしか口を開けることができず、下あごを前方にスライドさせることで、できる限り口を開ける作戦を試みたんです」
ところが開始３分後にはアゴが重くなり失速。このままでは差が広がるばかりだと感じ、負担を減らすために水を大量に使い流し込む作戦に変更。
「スピードは上がりました。胃のキャパシティは相手より僕のほうがあるので、徐々に差を詰めることができたんです。ただ、普段より水を多く使ってしまったので、最後の最後がすごくキツくなってしまいました」


試合のあと、勝ち負けではなくて、満足感があると答えていました。小林君の言うようにピークはまだ先にあると信じております。また来年があります。必ずその手にチャンピオンベルトを取り戻してくださいね。