約一か月前、
ある、お店のカメラ中古ショーケースで見つけたカメラ…
Fujica 35-ML。。1958製のカメラ。。
この時代のレンジファインダーカメラが僕は特に好きで。。
世界に挑戦してきた作り手の気合を感じる。。
前年の1957年にフジフィルムカメラが
初の35mm型カメラとして、Fujica 35-Mが発売。
1958年にライトバリュー方式として出たのがMLだ。
また同年、ベルギー万博では銀メダルを受賞した。
そんなスタイリッシュでユニークなカメラだ。。
ガラス越しに…ケース付き 1.750円…?
… 現状渡し、ジャンク扱いと、、
数年前のカメラ雑誌を思い出した。
店員を呼んで、、
触らして貰った。。
色々動かしてみたが‥ 普通に動く‥ ?
この値段なら、、と。。
家に持って帰った。
色々綺麗にしながら、小さなフードケースがあったことに気づいた…
何とも言えないレトロなフジのマーク付きのフードと一緒にお手紙?を発見。。
フジカサービスセンターからの未修理返却の連絡。
そう、50年5月13日と…
何か、胸が熱くなった。。
前のオーナーが、長年の年月と思い出をこのカメラと一緒に過ごしたのだろう‥
そして、まだまだ一緒に居たかったのだろうと…
フィルムを入れてみないと判らなかった事‥
原因は、フィルムの巻き取り時の、
スプールとスプロケット回転スピードの不具合、、
いつものカメラ屋さんで修理を聞いてみた。
基本オーバーホールと交換部品が必要であれば職人が作ることになると‥
多分3万~5万…いや7〜8万…と、、
どうしてもこのカメラの絵が見てみたいと思い、、
数日前、ようやく完動品の同機種を見つけた。
明日、届く予定だ‥
さて、、週末の天気は?