プサとダルの日々~時々鉄子

GもDもわからない音楽ド素人がハンマーダルシマーとプサルタリーの2つの楽器に挑戦中!
どうなることやら…

浜松楽器博物館~焼津

2020-09-27 11:32:11 | 3館2園

9月21日月曜日、敬老の日。4連休3日目。いつか行きたいと思っていた浜松楽器博物館に行ってきた。だいぶ迷ったが結局泊まりで。開館時間に着くように新幹線に乗った。朝ごはんはやっぱり駅弁だよね。

浜松駅の中にヤマハと河合楽器の展示スペースが。さすが楽器の街。

駅を出て楽器博物館へ直行。

開館時間を少し過ぎていたが、もうすでに結構な人数。遅いぐらいだったなあ。熱を測って消毒していざ入館。それにしてもあの体温計、おでこに向けて測られるのはいつまでたっても慣れない。凶器を向けられてるようで、少し引いてしまう。
手を伸ばせば届くところに展示してあり、触ることはできないが間近に見られる。写真はどこでもOKというのもうれしい。こんなにじっくりと見られることはあまりない。大方、丁寧な解説展示があり、演奏動画を流していたので鳴らし方と音がわかる。

まずは目を引くアジアの楽器から。金属の板をマリンバのように鳴らすのだが、そのバチ(というかハンマー)がメロディと伴奏とで違うのだった。なんか、納得。

そしてやっぱり打弦楽器には目が行く。

興味の尽きないハーディガーディ。見る機会が少ないのになんと4台も展示されている。

さすが、というべきか。鍵盤楽器の展示数が半端ない。そしてその中に打弦楽器が。

ピアノの種類がこんなにあるとは知らなかった。それによって音の鳴らし方が違うというのも初めて知った。いやー、奥が深い。ピアノのペダルに至る装飾がリラだったり、見えないところにも気を遣ってるのが贅沢だな。ペダルにもなんだかわからないものがあって、なんだろと思ってたらちゃんと解説があった。回る順番が違ってたかな~

小部屋の体験コーナーは残念ながら中止されていた。が、昔懐かしい足踏みオルガンが弾いてもいいことになってたので、ちょっと弾いてみた。あー、そうそう、こんな音だった~と、とっても懐かしかった。楽譜も3枚用意されていたが、その中に浜松市歌があったのが面白かった。

その他の画像は以下楽器博物館のフォトチャンネル参照。浜松楽器博物館

お昼は駅までの途中にある、その名もアクト社員食堂三丁目。シラス丼定食。おいしかった~ 食べに行って知ったけど、楽器博物館の2階から駅までそのまま行けたのね。しかも動く歩道もあって。

泊まりは焼津。やいづマリンパレス。ご飯は静岡特産がいっぱい。特筆はナガラミ。シンプルだけどとってもおいしい! 温泉も心地よい。

コロナ収まったらまた行きたいな~

 

 

 


すみだ水族館~ソラマチ

2016-08-15 09:50:16 | 3館2園

8月13日土曜日、お墓にお迎えに行ってから出かけた。混んでるだろうと思いつつ行ったことのなかったすみだ水族館へ。やっぱり並んでた。でもその前にすみだジャズストリートというイベントのミニライブを見る。食事系はなく、お昼は味の濃い脂っこいツマミで我慢。それから行ってもまだ結構並んでる。若者カップルや子供連れの中、臆面もなく最後尾に着く。割と進みは早いし、炎天下ではなかったのでまだよかった。若冲に比べたら屁でもない。

 

中に入ってみると、案外広い。目立つのは多種のクラゲ。色がないので照明の工夫できれいに見せている。

  

そしてペンギン。飼育員の出入り口を隙間から覗く姿がかわいい。人に馴れるんだな。水中花火ではほとんどが陸に上がっていたが平気で泳いでいる強者も数羽。これも慣れてしまったのだろう。

 

オットセイは岩の上で寝てるものと元気に泳ぐもの。下からも見られるようになっていて、泳いでいるのは速過ぎてよくわからないが、岩から水に入る瞬間を目撃、毛並みがわかる近さでよく見えた。

金魚はなんかお祭り気分。金魚を見ながらノンアルの金魚カクテルで一休み。

   

サンゴ礁水槽ではオニダルマオコゼとかチンアナゴなど珍しい魚が。3館1園結構好きだけど、なかなか行けないので久しぶりで楽しかった。フラッシュは撮る前に確認しようね~

     

↓ お土産処を素通りできず、ついお菓子をセットで買ってしまった。もちろんひとりで食べた。

 

その後、落語と神楽を楽しみながら食事をするという思ってもみなかったおまけがついて、ちょっと得した気分だった。残念ながら直では見られず、モニターだったけどね。

 

 


若冲展 上野 東京都美術館

2016-05-20 15:49:38 | 3館2園

その日は暑かった。いくつか電車を乗り継いで上野へ。公園口を出てひたすら行列の最後尾へ。とりあえず並んだことにほっとする。飲物は持っているが口にすることはなく、途中トイレへ。列に戻り日陰から日向へ出たその時、一瞬めまいがした。ふと気づくとここはどこだ? さっきの場所ではない。確かに並んだ場所に戻ったのに、列の最後尾に戻っている! おかしい、どこで間違えたのだろう? チケットはちゃんと持っている。水分補給を、と拡声器が言っている。そうか、飲まなかったのがいけなかったのか。いや、帽子は装備しているが、日傘を借りなかったのがいけなかったのか? よし、今度は大丈夫。やっと建物に近づいた。しかし敷地に入った瞬間、めまいが。また、列の最後尾からやり直しだ。そうだ、うちわを手に入れよう。……今度もだめだった。係員からヒントはもらえないのか? 攻略まで何回繰り返せばいいのだろう? そう、この若冲展の行列というゲームをクリアしない限り、絵を見るどころか美術館に入ることもできないのだ!

ツイッターで若冲展の行列にちなんだSFが流行ってるらしいので、ちょっと書いてみた。読んでないので、もし誰かの2番煎じだったら申し訳ない。

5月19日木曜日、見たかった若冲展に行ってきた。いつ行こうかとずっと悩んでいたが、終了日が近づいてくるしチケットは手に入れたので、サイトで見た入室まで300分の文字にめげそうになるが決心した。朝早く行くつもりが結局9時少し前。とにかく一目散にわき目もふらず行列の最後尾を目指す。行列がどんなふうに並んでいるのか、先頭がどこなのかもわからず、ただ前の人についていく。先に一人が並んでいて、もう一人がチケットを買って列に合流する、という人が多い。まあしょうがないかとも思うが、100人それをやられると200人になるんだな、2人ならいいけど、5人だったら…とふっと気が遠くなる。ずっと立ち止まっているわけではなくある程度待てば少しずつ進むので、時間的には長いがそれほど待たされた感はない。係員が貸し出し用日傘を持って回ったり、2か所(いや3か所だったかな?)テントの中にうちわ配布や給水所が設けられたりしていた。マラソンかっ! 42.195㎞はないと思うが、3時間の長丁場。やはり必要だろう。上野公園内、木々も多い。半分以上日陰だった気がする。そこを歩くのは気持ちいい。とにかくぐるぐると歩いて建物が目の前に。やっと入れそうな雰囲気になり、あと少しだと思ったが、そう簡単には入れてくれない。そこからの30分が長かった。あまりの行列の長さにチケットや並ぶのをあきらめて図録だけ求める人も多かった。

中に入ってからも、絵を全体くまなく見るため間近に見るために並ぶ。音声ガイドを借りるのも並ぶ。すいてるところから見てくれと言われても、結局それを見るために戻ってくると、さっきより混んでたりする。どうすりゃいいんだ! ガラスもあり、間が開いているので最前列で見ても、絹本の質感がわからない。拡大したパネルがあったが、そっちのほうがよくみえた。筆致はよくわかる。羽根の1枚1枚、花びらの1枚1枚、草の先、触覚の先、やはりすごすぎて何もいえない。細かいけど大胆。大胆だけど細かい。きっちりした絵の中に、少しおかしみのある絵も。三十六歌仙や果蔬涅槃図、好きだな。

みんな疲れて椅子やベンチは満杯。おなかはすくし、疲れて座りたかったけど。美術館を出たのは3時少し前。それでもまだ長い行列が…。この時間に並ぼうとする元気と根性のある人たちだ。みんな閉館時間までに入れるのかな。のもので少し休憩して、帰った。もっと早く帰れると思ったのに1日がかりだったなー あー疲れた。