3月22日水曜日、かじいとツアーの最終日ということで小伝馬町へ。今回は長いのでもう1回行きたいと思って連荘を避け、初めての場所のダリア食堂に行ってきた。竹内さんの歌も楽しみだ。開場の少し前に行ったらお店の前で竹内さんが歌っていた。しばらく聴いてしまった。ライブ前にラッキー、得した気分。
中に入ると想像通りの空間。2階、というか屋根裏部屋のような場所に上がってみるといい感じ。遠くはないしよく見えるし、靴を脱ぐのでなんだか落ち着く。和室育ちだし、しばらく正座でダルシマー弾いてたからなー。この場所、 いっぺんで気に入ってしまった。上がるとおねこさまがお食事中だったので、ご機嫌を損ねないように失礼しますとことわって座るが、挨拶が気に入らなかったのか爪を研いでから下に降りて行ってしまった。引き留めたかったけど、追ったら余計嫌われるからねー。とにかく大きい。名前はまるちゃん。
料理は今日はアイリッシュ。食べたことのないシェパードパイ(じゃがいもとひき肉の重ね焼き?)といちじくとくるみの入ったパンを注文。シチューまで食べたら食べすぎなので我慢。おいしかったー。とくにパンは私好み。お持ち帰りしたいぐらいだった。料理がおいしいのでライブがなくても近くまでいったら立ち寄りたい。(料理写真撮り忘れた)
ダルシマーの音も響いてるし、繊細なサリ・ランさんの歌もよく聴こえる。プサルテリの調弦が大変そうだった。ダルシマーのほうが弦の数は多いけどね。前にも書いたけど、兄弟楽器のダルシマーとプサルテリの相性がいいな、と改めて思った。特にユニゾンになった途端にうわーっと圧倒された。音が重なるのではなくて、増えるのだ。
おーるどタイムでは見えなかった健さんの手元もよく見えてやはりこの席、正解だった。
竹内さんの歌も素敵。何回か拝聴しているが、今日も気持ちいい。 物語の内容を話してくれるのでそのつもりで聴く。資料もちゃんと用意してくれたのでわかりやすかった。途中、呪文のような繰り返しの言葉を一緒に口ずさんで世界を共有して楽しかった。
かじいとはもちろんのこと、バラッドを聴き猫にも会えて料理もおいしくてお得感満載のライブだった。
それにしても今回は雨も雪も降らなくてよかったなー。亀戸の再現だけはやめて欲しいと思ってたけどそんな心配はなかった。全ステージにゲストありだからゲストのおかげだね、きっと。