9月24日土曜日、うたごえの日。少し早めに行ったらマーチンさんももうすでに来ていた。ギターを弾きながら今度歌う歌なのか、練習している。それを聴いてるうちに、ふっと思いついて気になっていたカポのことを聞いてみた。ギターを弾かない…弾けないので意味がわからないのだ。ギターを弾く人なら当然知っていることを全然知らない人に説明するのはちょっと難しいらしい。用語とかも知らないからね。でもちゃんと教えてくれて、演奏の違いも実演。あ、なんかわかった気がする。えー、面白い。いままでただ漫然と聴いていたけど、奥が深いんだなー。ちゃんと聴くとその人の思いがわかるようになるかも。思いもかけない収穫だった。聞いた人が正解だったよ。
今回は女性ばかり。まあまあ集まったかな。ギターを弾く人も来てたので、無理やり持たせる。テーマは特に決めてなかったので、今までの曲をとりあえず一覧の上から順に。プサで何か弾けるかと思ったのに、前奏を知らない。コード音はというと、ころころ変わるのでついてゆけない。歌は知ってるのに。という曲が多かったな。それでもなんとかコードのベース音を鳴らしながら歌えた曲もあったし、精霊流しの前奏間奏も弾けたし、まーいいか。回数をこなせばもうちょっと弾けるようになるかな。
来てたのがカントリーダンスをやってる方たちなので、休憩からダンス大会に。ステップを真似してみる。えーん、覚えきれん。あ、足反対だ。ツイストは運動靴なので滑らないし、踊るというより準備運動か影踏みみたいだ。ゆっくり手取り足取りでないと覚えられない。常連Sさんは社交ダンスをやってたのですぐ覚えて踊っている。私ひとり取り残されて、写真を口実に輪から抜けた。…いっつもこうだなーとなんだか落ち込む。その場で2~3回ですぐ覚えられない。次も、その次もそしてさあ最初からと言われて覚えたと思ったものがどこかへ行ってしまい、全然できずに途方に暮れる。そんなことの繰り返し。グループレッスンやワークショップみたいなものは向かないのだな。ひとりだけできずに落ちこぼれる。疎外感半端ない。弾けたら楽しそう、踊れたら楽しそう…でもやってみると何もできないので楽しくない。そんな顔できないしみんなに迷惑をかけられないと言い訳して諦めてその場からフェードアウトしたり、ちゃんとゆっくり教えてくれないからだと人のせいにしたりする自分も嫌。あれ、デジャヴ? 小さいときのことを思い出した。あれから慎重になったはずなのにおんなじこと繰り返してる。三つ子の魂百までというが、生来の旺盛な好奇心は抑えられないんだな~(苦笑) まだまだやってみたいことだらけ。で、結局落ち込むのだろうな。器用じゃないのに楽器2つ続いているだけでもよしとするか。特にプサは個人レッスンなので、私のペースに合わせてもらってる。先生に感謝! それぞれ発表会など期限があったりするけど時間をかけられる、せかされない。それが続いてる理由かも。もちろん、楽しいのが一番だけど。
カントリーのあとはなぜか演歌に。フォークから遠ざかる…。うーん、演歌もたまには弾いてみておくかな。ちょうど悲しい酒やってるし。みんなで歌えば何でも楽しい。一旦フォークに戻り、最後はお馴染みの街。ダルシマーの間奏、できてる! プサは全然やってなかったので覚束ない。 マーチンさんのギター、優しい。