旅行には行けない、幼馴染とのランチもおあずけ。みんなで弾くのが楽しいのにダル会も中止続き。ライブもなんとなく行けない。でも毎日電車に乗って仕事だけは行ってる。あーつまらない! 駅で不要不急の外出は…とか言われるととても腹が立つ。仕事しなきゃ食べていけないんだよ! 楽しみは我慢してるのに。
だからというわけじゃないが、ここのところ、また本を読んでいる。通勤時間の40分だけと決めているが。眼鏡をかけないと見えないので煩わしくてずっと読んでなかった。やっぱり読書は面白い。改めてその良さを感じている。まずは本を選ぶところから。ネットで買っちゃうのが楽だし、安く買えたりするが、本屋の魅力には勝てない。なんか落ち着くというか居心地がいい。ゆっくり選べるし。平積みがいいのかな。顔(カバー)が見えたほうが選びやすい。しかし、なんでカバーをアニメキャラにしちゃうんだろう? どうしても手に取る気がしない。どうせカバーの上から紙カバーをまたかけるし、大事なのは中身なのだけど、手元には置きたくないので買わない。漫画本のようにビニールで覆うのも嫌だな。しばらく本を買ってないので、今文庫本でも1000円弱するのに驚いた。だから失敗したくない。店員のPOPと帯文と後ろのあらすじを参考にするが、最後は中も見たい。文庫本しか買わないのに文句たらたらで申し訳ないが。
今は読書も楽しみの一つになっている。本屋通いも。
安藤祐介「本のエンドロール」はビニール本だったけど、私には大正解だった。久しぶりに夢中で読んだ。電車降りたくなかった。昔の天職だと思った仕事を思い出してしまった。あの頃は忙しかったけど、楽しかったなぁ。波長が合う本と出会うと、おいしいものを食べた時のように余韻に浸り、繰り返し思い出し、しばらくはそれで生きていける。
ほんとに本は面白い! でもライブ聴きに行くようになったら金銭的に厳しくなるなぁ…