3月19日日曜日、かじいとライブ終了後、恒例の打ち上げ。差し入れの酒が並び、つまみもたくさん。しばらくは飲み会の様相。長い飲み会になるかと思いきや、いつものメンバーにお客様で来ていた若いブルーグラサー2人も加わり、ジャム会に。もちろん飲みながらだけど。健さんは昔取った杵柄のバンジョー、各自それぞれの担当楽器でいきなりのブルーグラス。同じ学校が4人と学校は違ってもそのころの仲間が集まると学生時代に戻ってる。もう誰も入れない、止められない。健さん、顔が違う。
ひとしきりやると今度はダルシマーでブルーグラス。そのころにはサリ・ランさんも笛やプサルテリで参戦。プサルテリでブルーグラスって初めてだよーって健さんもびっくり。Kさんもバンジョーで仲間入り。弟子のKさんも新・にゃんマーダルシマー で参加。
曲は知らないし、知ってたとしても弾ける楽器がないし、 ダルシマーでも知らない曲は音をとれないのでベース音さえいれられないし、やたら速いし、ついていけない。ブルーグラス始まると自分だけ入る隙がなくていつも取り残される。それでも1曲だけウエストヴァージニアをやってくれたので、コーラスのとこだけ歌えた。でも、それだけ。まあ、健さんはじめみんなが楽しそうだからいいけど。マスターもこんな時じゃないと大手を振ってフィドル弾けないしね。マッスーはいつまでたっても後輩なので健さんにいじられてた。
健さんも酔っ払ってきて、私にブルーグラスもいいでしょ、と何回もいう。返事ができず、あいまいにうなずく。元はといえば拒否したのはそっち、ブルーグラス(をやってる人たち)のほうだよ。あの針の筵が身に染みて、また目の前でシャッターを閉められないように用心して自分から近づかないだけ。水戸のフェスは例外中の例外だと思う。ブルーグラスを弾かなくても出られて、ブルーグラスのブの字を知らなくても聴いてみようと思えば誰でも聴ける。そんな開かれたブルーグラスのフェスがあるなんて信じられなかった。ブルーグラスを弾けるものしか近づいちゃだめな閉鎖的な場所のはず。楽器も弾けずブルーグラスどころか音楽を知らないものは人間と認めてもらえなかった。演奏する人の音楽だと思う。聴くものではなく弾くもの。仲間内だけで盛り上がり、仲間は大事にするけど部外者には冷たい。そんな人ばかりではないけど、いまだに気心の知れないブルーグラサーには身構えてしまうのだ。傷は深い。
いまさらほかの楽器をやろうとは思わないので、せめて歌を覚えようかなー。でも英語だよね…。
←差し入れの酒とつまみにごきげんな健さん。
←ん? 誰かいない…
←恒例ののんべ写真その1 持ってるのはほたるいかの干物
←のんべ写真その2
↓ 顔が違う! 無邪気なバンジョー弾き
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