4月22日土曜日、プサレッスンのあとおーるどタイムへ。きょうは初めてのゴスペルライブ。ゴスペルというのがよくわかってないので、どういう感じか見当がつかない。お会いするのも初めてだったが、気さくな方だった。その昔(失礼)、フィドラーとして活躍されていたとか。
最初はブルーグラスのバンド、ゴスペルトレインが演奏。聴いたことのある曲もゴスペルだったんだ。英語なのでよくわからない。ブルーグラスに多いというのも初めて知った。1曲1曲丁寧に歌詞の内容を話してくれるのだが、資料の文字が小さくて見えないという事故が……。それもご愛敬で雰囲気がほぐれていっきにリラックスできた。
続いて森繁さんの登場。最初はゴスペルではなく、軽妙なトークで引き寄せておいてみんなの知ってる歌を歌い、みんなにも一緒に歌わせて自分の世界に自然に引き込んでいく。トークにのせられてつい歌ってしまった。そうしている間にゴスペルの意味をわかりやすく話してそのままゴスペルを歌う。表情も豊かで、トロンボーンの口真似も得意だし、歌うと声が素敵…だと思ってると突然だみ声になってみたり。話していると穏やかなのに、ステージで人を惹きつける力はすごい。楽器もギターだけでなくマンドリンと珍しいヴィオラを弾いて歌った。ヴィオラで弾くアショカンはとても素敵だった。
申し訳ないがキリスト教の教えはピンとこない。七五三やお祭りや初詣で神社に行き、お彼岸には寺にお墓参りに行き、観光地の教会で写真を撮る、典型的な日本人だし。中高と仏教学校だったし。キリスト教に触れる機会がなかったし。三浦綾子を読んでも遠藤周作を読んでもどうしてもキリスト教が理解できなかった。理解するものではないのだが、心に響いてこない。かといって、神道や仏教も信心しているわけではない。身近だというだけだ。 こんな罰当たりな私でもすでに救われている、ということだと思うのだが…?
宗教心は別として、とっても楽しいライブだった。 トークと表情、大事だなー。
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