からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

黒武御神火御殿

2020年03月15日 23時38分51秒 | 今読んでるもの
「三島屋百物語シリーズ」第6段。

江戸の袋物屋「三島屋」が、
人にはそうそう打ち明けられないけれど、ひとりでは抱えきれない話を持つ客人から、
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」。
その場限りの話として聞いてお終いとする、一風変わった百物語を行うというこのシリーズ。

物語の聞き手が女性から男性に変わったからでしょうか。
「黒武御神火御殿」は、ずーんと暗くて堪える話が多かったです。
でも、暗くても「面白い」が勝ってどんどん読んでしまいました。
さすが宮部みゆきさんです。
個人的には、「あんじゅう」みたいなほのぼの話も読みたいのですが
聞き手が男性のうちは重めのものが多いのかな?




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