本のことアップするのは久しぶりかも~。
表紙の色と蜜蜂、という言葉にひかれて思わず借りました。
表紙、すごくきれいな(わたしからすると)オレンジ色なんですよー。
あと、蜜蜂→はちみつ好き→そういえば長野に「はちひげおじさん」っていう養蜂家がいたっけなぁ・・・。養蜂ってどんな風に仕事するんだろ?
という感じでアンテナにひっかかりました。
お話は、母親との関係と生活に行き詰まった二十歳そこそこの女の子が、なんとな~く応募した養蜂の仕事をやり始めて・・・というもの。
この女の子ですが、ガッツというものはあまりなさげで、養蜂の仕事も最初はクマが出ると聞いて「無理!」と即断してたくらいです。
なので、お話も養蜂家見習として苦労して、頑張って成長してゆく・・・みたいな「根性もの」ではありません。淡々とした感じです。段々養蜂が面白く感じられていって・・・という流れではありますが、どちらかというと一緒に働く人たちとのちょっとした交流とかそういうところにポイントを置いているような感じです。
ちなみに、「はちひげおじさん」とは、軽井沢から下道で長野へ戻るとき、18号線ぞいで見かける看板です。50代くらいのおじさんのあごにハチがいっぱいぶらさがって「ひげ」状になっている写真がどーんと引き伸ばされているもの。確か軽井沢の銀座通りでも見かけたような・・・。