からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

方生会(ほうじょうや)

2017年09月19日 14時30分59秒 | Weblog
ご無沙汰しております。
やっと涼しくなってきて、ひきこもりからちょっと出かけようかなーという気分になってきました。


先日、地元の神社筥崎宮の方生会(ほうじょうや)というお祭りをのぞいてきました。
筥崎宮のHPから抜粋すると、方生会とは・・・


”「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。その起源は
「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもので、千年以上続く最も重要な神事です。”

えーとつまり
「合戦でたくさん生き物を殺してしまったので、その代りに方生会をしなさい」
と神様から言われたので、ひとつやりますか?

って感じでしょうか。

「放生」の意味は、生き物を野に放すということなんだそうです。
だからもともとは何かの生き物を放す儀式があったんでしょうね。
管理人が見てないだけで、もしかしたら今もしてるのかもしれません。


しかし、「生き物」をにがしてあげることが起源のお祭りのはずですが、

「うなぎ釣り」・・・だそうです。
こんなの初めて見ました^^;
ちなみに、釣るための糸の強さが「弱」→500円、「中」→1000円、「強」→3000円。
とランクアップするごとにお値段もランクアップ。
釣れたとして、そのあとどうすんだろ?持って帰って飼うの?
と思っていたら、説明書きに「釣れたうなぎは、かば焼きにします」とありました。
うーん、ほんとかな。バックヤードに持っていってしばらくしてから出来合いのかば焼きを持ってくるのでは・・
と邪推してしまいました^▽^;
なお、「強」の糸のみ、「釣れない時もかば焼きにします」だそうです。
でもかば焼きの匂いはしてなかったので、3000円の糸を選んで釣る人はいなかったのかも。


この「うなぎ釣り」みたいに、
「放生会」ではよそのお祭りではあまり見られないお店がたくさん出ていて、見てるだけで面白かったです。
一番上の写真の「おばけ屋敷」をはじめ、「見世物小屋」「ゾンビの村」がその変わりだねのメインという感じ。
射的もありましたよ。


ゾンビ小屋。
呼び込みの人が「あなたもゾンビ、わたしもゾンビ」と言ってました^^;

今回は勇気が出なくて入れなかったのですが(相方は入らんとのこと)、来年は頑張って入ってみたい気もします。


新しょうがのお店。
これも放生会の名物の一つだそうです。


葉っぱ付きの新しょうが。
相方に持ってもらいました。しょうがの葉っぱって長かったんですね~。

放生会の名物はもう一つ、「放生会ちゃんぽん」というきれいなガラス細工のビードロ?があったんですが、
写真撮とれず。買おうかなと思ったけれど、今は無職の身なのでやめときました。
来年こそは~!