ツイッターで、
飛蔵
初めてのキスを書いて見たのでそれを載せてみます。
恋も初めて、好きという感情に振り回されるのも
初めて…飛影も蔵馬もそんな感じ。
そう言う二人というのも良いですよね。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
あっと、小さな声がして…それを蔵馬は飲み込んだ。
壁に追い詰められて、蔵馬は飛影を見上げた。
逸らされた視線を、飛影は許さなかった。
「ん!」
唇が、重なった。
閉じた唇をこじ開ける飛影の舌が熱くなる…。
「俺を見ろ」
ヌメ、と掻き回す舌が、知らない飛影だった。はっ…と、逃げる蔵馬の顔を、飛影の冷たい手が
上向かせていた。
「っ…ぅ」
唇の間にかかる飛影は、手の冷たさと反して、熱に溢れていた。
「ずっと、欲しかった…」
囁く言葉に、蔵馬の鼓動が跳ねた。こんなに、速く打つ鼓動…知らない。
まっすぐ見つめたくない飛影知らない、なのに突き放せない。
「見ろ、俺を拒んでみろ、嫌なら」
言われても、飛影の服を強く握るしか出来ない。
拒めない。
ただ、飛影の言葉が駆け巡る。…お前の悪い癖…蔵馬、と呼ぶ声…。
「あっ…」
激しくなる、生暖かい舌に、蔵馬は縋り付いた。
吸い込まれそうで。
おずおずと絡む蔵馬の舌を舐める動きは優しい。
知らない波に、流される。
飛影の瞳に、燃え盛る炎より強く染み渡る何か。
「ぜんぶ、ほしい」
見つめるしか、出来なかった。
蔵馬、と呼ぶ声がずっと響き渡る。はじめてであったころから、
少しずつ強くなる声。
「あなたの…言葉が…」
好き。
・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
こういう感じのぎこちない二人も良いかなと思います。
余り時間がないので、とりあえず
プチ小説を載せたくて
日記にしてみました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます