やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

2週間も前のコンサートのお話。

2007年02月02日 | Music
 あー、もう2週間も経ってるんだぁ~はははっ。

 2週間前、何をしていたかと言うと、室内楽のコンサートの為に集中的にリハーサルをしていました。やっと「遊び」の話のブログじゃなくて、「本業」の話デス。
 私のグループはドボルザークの「アメリカ」っていう弦楽四重奏。実はこれ、大学の時に弾いて、その時のメンバーが悪くて、凄く嫌いになっちゃった曲 そして、結末から書くと、やっぱり今回も好きにはなれなかった。そして、メンバーがどうこうって問題じゃなくて、もう曲自体が好きじゃないみたい。だって、4楽章の出だしとか、人を馬鹿にしてるのか~って思う様な感じで…。そんなコト思うの、私だけかなぁ? 

 さて。今回のコンサートは、某アジア人のミュージシャン集団のコンサート(個人情報をどこまで出すか、ちゃんと決めてないので、とりあえずグループ名は伏せておきます)。
 このグループが日本でどの位知られているのか分かりませんが、お正月に日本で、音楽監督がラジオに出演して、去年の6月にリンカーンセンターで弾いたCandide Overtureの録音を流していました。私達は結構頑張ってマスので、日本でも認知される様になったらイイな

 コンサートは19日で、16日から猛練習デシタ。メンバーは、ばよりんのAちゃん、びよらのXさん、チェロのJさん。

 リハ1日目:まず通して弾いてみる。あぁぁぁぁ合わない! 合わないコトこの上ない! そして、某音大の練習室を借りていたんだけど、ランチ休憩になったら、そこの生徒であるAちゃんとJさんがどっかに行っちゃって、取り残されたXさんと私は、どこにお昼を食べに行ったらいいのやら しかも、二人とも楽器を置いてどっかに行っちゃったんだもーん。放っておける訳がないじゃん

 リハ2日目:5時間リハーサルでぇぇぇすなんとなく合ってきたんだけど、でも…。
 実は私はAちゃんとJさんとは、今回が初対面。二人とも上手いし、某音大生で、そこの流儀が良く分かってない私はリハーサルのやり方にかなり戸惑ったんダワ
 
 リハ3日目:この日はコンサート会場でリハーサル。1時間半くらい弾いて、一人学校に戻って、その間Xさんと時間を潰すつもりが、雪が降ってきたんだよねぇその日車で移動していた私は、雪が積もったら家に帰れないから、今日は夕方のリハーサルはキャンセル…ニンマリ だって、もうリハーサルで一緒に練習するより、個人練習に時間使って、本番に備えた方がずっと効率的っぽかったんだもーん。Xさんと即、帰りました~=3

 本番の日:本番の6時間前に集合ってAちゃんとJさんが言うから、「えー6時間もリハーサルするのかー」と相当テンション低めでリハーサルに行ったワタシついでに、コンサートに、私の高校生の時の師匠がいらっしゃるという話で、もうドッキドキ。今回は準備期間も少なくて、なーんかまとまりが悪い仕上がりだったので、私からは誰もご招待しなかったの
 が、リハーサルはかなり軽くて、しかもその時になって初めて、なんかやっと室内楽っぽくなった気がするー良かった良かった。

 コンサートまで時間を潰して、他の2グループのsound checkを聴いて、特にパンダさんのグループ、Mozartのクラリネット五重奏の響きにとっても幸せな気分になりました。

 コンサートでは私達のグループが最後。いつもの如く、ステージに上がっちゃったら後は楽しく、の私なので、弾き始めたら割りとノッてたし、他の3人もいい感じで 二箇所、アクシデントがありましたが、ちゃんとカバーして、ちゃんと終わりました。あぁ良かった! 本番はやっぱり楽しかった 後で、お客さんに「2nd violin(Chewie)の音もちゃーんと聴こえたよ」と言って頂けて安心。日本から突然アメリカの乾燥地帯に持ってきちゃったから、まだ楽器が慣れてなかったのよね楽器の調整に行く時間がなかったし。

 その後デス、本番前くらいにドキドキの、高校生の時の師匠にご挨拶。そうしたら…




 「物凄く良かったわよ!」

 耳を疑ったChewie。だってこの先生に「物凄く良かった」って言われたの、生まれて初めてだったんだもーん ぶっ飛んだね
 「来季も同じメンバーで弾いたら?」とも仰っていました。が、それは結構デス。Jさんが…Jさんが・・・自分勝手なんデスよぉ。

 今回は、何しろ準備期間が短く(また言ってる…)、いつも一緒に弾いているメンバーではなく、という事で色々不便でした。私は普通だったら、時間の取り方だとか、細かいコトをキチキチに決めないで室内楽弾くんです。だから毎回ちょっとずつ違って、その度に一緒に弾く人と本当の意味で「一緒」に音楽を「感じて」弾けるから。
 だけど、今回みたいに、初対面で3日のリハーサルで流石にそれは無理。だから、もうちょっと時間があったら、色んな弾き方を試せたんだろうなぁ。ま、しょうがないけど。

 とりあえず、2007年、二つ目のコンサートは師匠の絶賛?付きで成功、という事にしたいと思いマス。一緒に弾いた皆さま、お疲れさまでした~