やっぱブログだべさ。

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 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

目から鱗のレッスンのお話。

2007年02月09日 | Music
 今日は久々にレッスンに行ってきました
 実は去年の後半は忙しさに感けて(ほう、これで「かまけて」って読むんだ!)半年近くレッスンに行かなかったのです。だけど、お正月のリサイタルの為に、年の瀬のタダでさえ忙しい時に無理矢理2回レッスンを入れてみた。そして分かったのは、

①行こうと思えば、実はレッスンに行く時間は作れる。
②やっぱりレッスンっていいわ~。

 という事で、Chewieの2007年のたった一つの目標は、「少なくとも月に一回はレッスンに行く」なのです。

 が、一月は日本から戻ってきて2週間くらいは私が忙しくて、その後は先生がどっかに演奏旅行に行っちゃって、一度もレッスン出来ませんでした。年の始めにしてこれだったので、先が思いやられますが、今月から頑張ればいいや。

 今月末、オーディションがあるChewieはどーしてもレッスンして欲しくて。だって、どの曲も苦手なんだもーん
 今日は最初にオーケストラのオーディション用抜粋を5つ聴いてもらいました。オケの抜粋は苦手中の苦手デス。大体オケのオーディションで聞かれる抜粋って、15~20曲の「定番」があるので、もう今まで何度も弾いてるんだよね。でも苦手それから、チャイコフスキーのコンチェルトを聴いてもらいました。

 レッスンでは私の現時点での弱点を次々に指摘してくれて、いつもと同じく、私が今ちょっと分からない事、質問したい事を先生の方から先に指摘してくれて、最終的に「左手はとてもイイから、右手を左手のレベルに合わせなさい」というコメントで締めくくられました。
 
 そうか、そうだったのか。この弾きにくさ加減は、全て右手のせいだったのか!
 確かに左手は、どんなに練習しても、いつやっても同じ。なのに何だか上手く行ってない。残るは右手、弓デスよねぇ。でもどうしたらいいのか全然分かってなかった。レッスンが終わってから楽譜に書き込んだのが全て「弓」「弓」「弓」「弓」…。そう、今日は言われた事の90%が右手の事。

 「これは右手の新しい技術を習得する、って事じゃなくて、コンセプトの問題だよ」という先生。 
 そして、「effortlessに聴こえる様に弾きなさい」と。そうだなぁ、なんか如何にも難しい曲を苦労して弾いてます!みたいな演奏してるなぁ、私。
 それで言われた通りに弾いてみたら、なんと気持ちのイイことこれだぁぁぁぁぁぁ

 という事で、目から鱗(って、こんな書き方じゃ、一体具体的に何を学んできたのかワカンナイけど)。来週もう一回レッスンに行ってきまーす。一人で練習してるだけだと、「人に聞いてもらう」という一番大事な部分が抜けてしまいマス。緊張感とか、全体のまとまりとか、そーいうのは人に聞いてもらわないと練習にならないのデス。そういうのも含めて、今日はレッスンに行ってホント良かったわ
 
 ついでに「6月にリサイタルのお仕事が入ったんだけど」って先生に報告したら、今まで私が考えてもいなかった素晴らしいプログラムのsuggestionを頂きました。お正月のリサイタルでも弾いた、BeethovenさまさまのSpring Sonataをもう一回弾いたら?と。
 後は私が考えていた通り、Brahmsの、まだやっていないd minorのソナタと、タイスの瞑想曲。これで演奏時間はバッチリだし、お客さんも一曲くらいは知っているのが入ってる(と思う)から喜ばれるでしょう。リサイタルまで凄く練習時間がある、という訳ではないから、初めて弾く(これから譜読み!)のはBrahmsだけ、という事で丁度イイかな? 

 こうやって、レパートリーを考えるのって凄く楽しいんだけど、夏に音楽キャンプの先生のコンサートで弾く曲も考え中デスいくら音楽キャンプに来るとは言え、子供達は直ぐにコンサートで飽きてしまうので(そしてこんな顔をする→)、絶対飽きない様な、子供っちが喜びそうなのを選んでマス。もう決めたのは、John WilliamsのDevil's Dance。悪魔のようなセンセイの演奏を聞かせたいと思いマス! 悪魔のようなセンセイなのか、悪魔のような演奏なのか、その辺は皆さんのご想像にお任せ