2004/05/01 (土) Jaga Jazzist@Kvarteret(3)

フロアの客層は若い子達からおじさまおばさままで実に様々。
みんな思い思いにリズムをとり、Jagaの音楽に酔いしれている。演奏は架橋に入り、殆どが『STIX』からの曲がメインとなっていく。この曲、ライヴで再現可能なの?と思うようなものまで全てやってのける彼らは、やはり流行のクラブ・ジャズのくくりでは納まらない、10年という確かな実力に裏づけされたジャズ・バンドなのだ、と改めて実感する。(その楽曲の骨組みを構成するのが、若干23歳のLarsだというところにも改めて驚くとともに感動する。)そしてそんなすごい事をクールにやってのけるJagaというバンドの存在が、日本人の私には単純に信じられない世界だった。
 1時間半に及ぶライヴは、Martinの一言程度のMC以外はみんな演奏に徹するという非常にクールな彼ら。その分演奏は一層ホットでフロアのボルテージは架橋に入るほど高まるばかり。狂ったようなJagaコールが耳障りなほどだったけれど、やはりやはりすごかったのだ。君らのライヴを見に50万かけて来ちゃったわよ~、と、笑い飛ばせるほどに素敵な夜を本当にありがとう!

 そしてライヴが終わってもなお、フロアは興奮の余韻で踊り狂う人でひしめき合っている。そんな中、ステージ上ではさっきまで演奏を繰り広げていた彼らが、汗をかいたまま連ドラを巻きながら、次のステージのセッティングをしている。(日本ではあまり見ない光景です。)いてもたってもいられなくなった私は、さっきフロアで話した人達をつかまえ、身振り手振りでLarsに会って話をしたいんだ、と交渉。 数分後、無事成立。

 そしてビール片手にLarsがやってきた!
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