2004/05/01 (土) Jaga Jazzist@Kvarteret(4) + 反省文

目の前にやって来た彼は、思っていたよりも小柄(それでも175くらい)で、想像してた以上に幼い感じがした。
そんな彼に精一杯(片言の)あいさつとライヴの感動を伝えた後、会話に行き詰った私は、「KITTEN」で彼のソロ作のレビューを書かせてもらった号を渡し、彼に自分が書いたんだと伝えてみる。なんて書いてあるのか、と尋ねてくれているようだが、残念ながら自分自身ではうまく伝えられなかった。途中マネジメントの人やらフロアで話しかけてくれた子達が間に入って話を伝えてくれようとするものの、やはり私自身がいっぱいいっぱいで、その後の感情がうまく表現できないのだ。一生懸命言葉を探して身振り手振りで伝えようとするものの、英語が出来ない以上、これ以上のコミュニケーションは図れないのだ。ここまで来て乱暴にも彼に会うチャンスまで得たにも関わらず、おかしな単語で(POOKAのジャケットを指差し、Very cute!と発言し、彼は吹き出す始末)彼を混乱させる事しか出来ない自分がただただ恐ろしく悔しかった。
 私は、このフェスに本当に見るだけ=観光客気分で来てしまったので、アーティスト達に間違って会えたらラッキーぐらいにしか思ってなかった。そして、実際に会う事ができ、目の前で話せるチャンスをもらった今、その後の事を全く考えていなかった自分がいて、ひどくその単純な思いつきと勉強不足ぶりを後悔せざるを得なかったのだ・・・。
 新聞やメディアが、Ole Blues Fesという地方の音楽フェスに、遠く日本から見に来てくれた子として私を取り上げてくれた事が全ていい方向に進んで、信じられないくらいのいろんな人との出会いをもらい、温かさにふれ、とてもラッキーだったのだけれど、それだけではこれからライターを志す者としては全く駄目なのだ、という事も痛感させられた。

 言葉の壁だけじゃなく、音楽的な捉え方も全く駄目なんだなぁ。

 Ole Blues 最後の夜は、大きな後悔(しかし彼らからのお土産つきだけど)と不甲斐なさでいっぱいだった。
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